大地の咆哮・Sigur Rós(シガーロス)

音楽の話

シガーロスの良さをまとめて考察してみる・sigur ros

こんばんわ。北欧ってなんで日本人の心に響くものが多いですよね。

今日はアイスランドのポストロックバンド「Sigur Rós」について紹介していきたいと思いまーす。

ロックを枠を超えた壮大なバンドです。

ヨンシー(ジョンジー)、ゲオルグ、アウグストの3人によって1994年に、アイスランドのレイキャヴィークにて結成。

「Sigur Rós」とは、アイスランド語で「勝利、薔薇」を意味する。

wikipediaより

アイスランド出身のバンドメンバーについて

最初はSigur Rósのメンバーについて紹介していこうと思います。

バンド内のスキャンダルなどで2020年現在は2人体制になってしまっていますが・・

取り急ぎ近年の主要なメンバーとして紹介してみたいと思います。

ボーカル・ギター・キーボード「ヨンシー・ビルギッソン」

spinより

Sigur Rósの結成当初からのメンバーでバンドのコアとしての歌い手であるヨンシー。

実は「Sigur Rós」というバンド名もヨンシーの妹の名前であり、バンド結成日に妹が生まれたことに由来する。

Sigur Rósとしての活動の他にもソロアルバムをリリースするなど精力的に音楽活動を展開。

その他パートナーであるアレックスとの合同制作としてのリリースも果たしている。

またゲイである事を早い段階でカミングアウトしており「Viðrar vel til loftárása」のMVなどは同性愛の目覚めをテーマに制作されている。

世界中をそのファルセットで魅了するヨンシーは同性愛者だったんですね。

しかしSigur Rósの壮大な音楽を聴いているとそんなことは非常に些細なことのように感じます。

音楽がカッコよければ何性愛者でもいいでしょって感じです。

ベース「ゲオルグ・ホルム」

rolling stoneより

Sigur Rós結成時のメンバーであるベーシストのゲオルグ。

ヨンシーがギターを弓で弾くスタイルになったのは、ゲオルグがベースでその音の再現が難しいと判断した為であった。

バンドの結成時のメンバーが今でも残ってくれていることは、ヨンシーにとっても心強いだろう。

まさに盟友って感じですね。

2018年脱退・ドラム「オーリー・ディラソン」

NME-japanより

2018年に性的暴行の疑いで提起されたオーリー・ディラソン。

本人は無実を否定していたが「問題の大きさを考慮して脱退を決めた」形になった。

残されたヨンシーとゲオルグは・・・

「ここ数日で彼に対して提起された極めて深刻で、個人的な告発を受けて、彼がこの問題に個人的に対処してもらうべく、 バンドメイトであるオーリー・ディラソンの脱退を本日受け入れることにしました。」

と語っている。

およそ10年間もの間Sigur Rósのリズムを支えてきたオーリー・ディラソンですが、最後は残念な結果になってしまいました。

無実ならばいずれバンドと再会するかもしれませんね。

2013年脱退・キーボード「キャータン・スヴェインソン」

Wikipediaより

1998年から2013年までバンドに在籍。

鍵盤楽器のみならずギター・フルート・オーボエ・バンジョーなど様々な楽器を駆使してSigur Rósの音を彩ったキャータンです。

もともと活動中から脱退を匂わせていたそうで、残されたバンドメンバーはさして驚かなかったそう。

それでもベースのゲオルグは、

「バンドの力学というか、エネルギーの動きが明らかに変化した」

と語る様にその存在は大きかったようだ。

脱退後もSigur Rósのメンバーとは良好な関係を築いていて、2016年には自国アイスランドでソロアルバムをリリースするなど音楽活動を続けている。

シガーロスのオススメ6トラック・フルアルバムごとに紹介

ここからは恒例のごとくSigur Rósのオススメ楽曲をイチローの独断と偏見で紹介していきます。

今日はキャリアの長いバンドなので、デビューアルバムから順番に紹介していこうと思っています。

sigur ros・1stアルバムVonから「Von」

Sigur Rósの最初のアルバムは希望「Von」と名づけられました。

しかしセールスは思うように伸びず、1年経っても国内で313枚が売れるに止まりました。

しかしその後のSigur Rósの世界的な活躍で日の目を見なかった1stアルバムにも注目が集まります。

現在ではアイスランドのプラチナレコードとして扱われる作品にまで成長しました。

ジャケットの顔はヨンシーの赤ちゃんの時のもの。

sigur ros・2ndアルバムÁgætis byrjunから「Svefn g englar」

2ndアルバムは良き船出・「Ágætis byrjun」と名付けられSigur Rósの名を世界に知らしめる作品になりました。

ヨンシーが弓で弾くエレキギターの音は「大地の咆哮・クジラの鳴き声」などと評されて新しい世代のロックスターとして扱われるようになります。

宇宙・深海を思わせるような生命の神秘が詰まったトラックです。

sigur ros・3rdアルバム()から「Untitled 3」

もともと美術館だった廃屋を自分たちの手で改造し、思う通りのスタジオを建設しそこで録音が行われた3rdアルバム()。

収録曲のほとんどに正確な歌詞が無く、ヨンシーが作る鳴き声とも言葉とも言えない音「ホープランディック」によって歌われる美しいメロディー群。

本作はグラミー賞にノミネートされるなど世界での認知度はますます上がっていきます。

sigur ros・4thアルバムTakk…から「Hoppipolla」

この4thアルバム「Takk…」からSigur Rósの世界観はさらに大きな広がりを見せていきます。

今までの小宇宙のような・箱庭のような個人的な楽曲の構成から一転し、自分たちの音楽の間口を開放します。

アンサンブルも管弦楽器を多く取り入れスケール感の増したポップなSigur Rósを体現することができます。

sigur ros・5thアルバムMeð Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaustから「Gobbledigook」

今までの広大なSigur Rósのイメージをさらにポップカルチャーに昇華させた5thアルバムの残響から「Gobbledigook」です。

太鼓を叩くビョークが楽しそう。

ちなみにビョークはSigur Rósと同郷のアイスランド出身です。

どちらのアーティストもradioheadのフロントマンのトム・ヨークのフェイバリットとして有名です。

余談ですが、もともとradioheadのツアーのオープニングアクトでSigur Rósは有名になったんですよね。

sigur ros・6thアルバムvaltariから「Ekki Múkk」

アルバム全体を通して終末感を感じずにはいられない6thアルバムの「valtari」から「Ekki Múkk」です。

僕はこのアルバムを聴いていると、言いようのない不安感に駆られます。

全てが美しく、全てが無に帰すことを作品を通じて教えてくれています。

北欧文化と日本の「わびさび」や「諸行無常」などの概念はやはり通じるものがあるように感じます。

作品全体を通して言えるのは、Sigur Rósの楽曲は映画のエンドロールみたいなトラックが多い。

「終末感」がある意味バンドの隠れたテーマなのかもしれない。

シガーロスを聴いて北欧に憧れて・まとめ

今日は大好きな北欧のバンド「Sigur Rós」について紹介してきました。

前回紹介したThe Album Leafの名盤「In a Safe Place」にSigur Rósのメンバーも参加していたりするので好きな方は合わせてチェックしてみてもいいかもしれませんね。

今日はこんなところで。

the listより

コメント

  1. […] 言葉を超えた表現を目指すという意味においてはシガーロスのヨンシーがしようとしていることに近いのかもしれない。 […]

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