オアシスが伝説になった理由を考察・ロック史に残した楽曲〜ノエルとリアムは合流するのか〜

音楽の話

ギャラガー兄弟の和解・再結成はあるのか?バンドoasisについて

ブリットポップ世代のアラサー、イチローです。

今回は我が青春『oasis』について書いてみようと思います。

やはり好きなバンドなので様々な私見や補正が入りますので悪しからず・・・

オアシスは、イギリス・マンチェスター出身のロックバンド。1991年結成。2009年解散。

メイン・ソングライターの兄ノエル・ギャラガーとボーカルの弟リアム・ギャラガーのギャラガー兄弟を中心に1991年に結成され、全世界でのトータルセールスは7,000万枚以上を記録している。

Wikipediaより

oasis・解散してしまったメンバーについて

まず最初に『オアシス』のバンドメンバーの紹介をしていきます。

とはいえ、メンバーの入れ替わりが結構激しいバンドだったので2009年の解散当時のメンバーで紹介してみようと思います。

ボーカル・リアム

realsoundより

俺はマジでグラストンベリーなんか嫌いなんだよ。

ここにいるのはカネのためさ

とにかくロックスターを絵に描いたらこんな人物というのがリアム。

口が悪い・暴力・アルコール・ドラッグなんでもござれですが、むちゃくちゃカッコいいそのしゃがれ声に全世界が酔いしれました。

バンド活動の他にも2006年に自身のファッションブランドである「プリティグリーン」を発足。

ファショナブルな一面も。

音楽業界のビジネスの90パーセントはバカどもの力で動いてる。

おそらく、ファッション業界も同じだぜ。この意味分かるよな?

リアムが音楽に目覚めたのは兄のノエルに比べると非常に遅く

18歳の時にやはり自国のバンドである「ストーンローゼス」のギグを体験。

それをキッカケにロックに目覚めることになります。

その後はイギリスのバンドを中心に熱心に音楽を聴きあさるようになり

リアム本人が1番影響を受けたであろう「ビートルズ」のジョンレノンなども

この頃から愛聴するようになりました。

リアムとノエルには他にももう1人兄がいたのだが、幼少期の家庭環境は劣悪だった。

経済的にも困窮していたが何よりも父親からの家庭内暴力が頻繁だったようだ。

リアム自体は兄弟たちとも年が離れていて相手にしてくれない。

唯一の救いである母親は働きに出なくてはならなかったそうで、寂しい少年時代を過ごした

過去を振り返って「そんな惨めな思いは自分の子供にはさせたくない。」などと発言。

最近のインタビューでは子煩悩な発言も聞かれるようになった。

リードギター&ソングライター・ノエル

NME JAPANより

人間が木を演奏してるんだ。ギターはコード3つで曲が作れる。

俺は11個のコードを知ってる。でも、いいか、12個目を見つけたら奇跡だ!

ギャラガー兄弟の兄である『ノエル・ギャラガー』は苦労人で知られている。

両親が正式に離婚するまで実の父の家庭内暴力に悩まされた挙句、

人と距離を置く気難しい人間になっていきます。

15歳で学校の教師とのケンカをきっかけに学校を退学してからは

様々な職を転々とするようになります。

短期間で、建築会社、ガス会社の配管工、バンドのローディーなどを経験します。

ローディー時代にはすでにスタッフとして来日をしていた履歴もあります。

そんなノエルが音楽に出会ったのは退学前の13歳の頃。

イギリスのバンド「ザ・スミス」がラジオやテレビから流れてくるのを

真似て、独学でジョニー・マーのギターフレーズを練習することで腕を磨きます。

ギターの腕前に関しては自分のことを「並」と評価しているノエル。

ミュージシャンとしてのノエルは曲のライティング能力を評価される事が多いのですが、

ライブではほとんどギターフレーズもコーラスも外さないしプロ意識はかなり高い。

もしドラッグ摂取がオリンピック競技だったら・・・

俺はイングランドのために、金メダルを腐るほど取れただろうな

とはいえ、ロックスターらしくドラッグは欠かさない。

しかしソロになってからはスキャンダルもほとんど聞かれないので現在はオアシス時代に比べればクリーンなのでしょう。

リズムギター・ゲムアーチャー

RENOTEより

僕はあのバンドに10年いたわけだけど、どんな時だって、

もしかしたら明日終わるかもしれないだとか、

もしくは、これから20年くらい続くのかもしれないだとか考えていたわけでさ……

うん、20年はちょっと楽観的すぎたかな。

けど、当時はそんな感じだったんだ

元ヘヴィ・ステレオのギター・ボーカルだったゲム。

同じレコード会社だったという縁でoasisに参加。

トレードマークは最近見なくなったギブソンのファイヤーバードで曲によってはキーボードなども演奏するマルチプレイヤー。

派手ではないがギターアレンジに定評があり、堅実なプレイをします。

oasis解散後『ビーディー・アイ』になってからは積極的に作曲にも参加していて

「The Roller」や「Second Bite of The Apple」などリアムの声を活かした曲を作り出している。

ベース・アンディベル

amassより

ジーザス&メリー・チェインにセックス・ピストルズが合わさったような

オアシスの音楽を知って、固定観念がすべてぶっ飛んだよ

シューゲイザームーブメントの旗手であったRIDEのフロントマンだったアンディは『オアシス』加入時にベースを練習し始めた。

やはり同じレコード会社である「クリエイション・レコーズ」に所属していた縁でメンバーとしての加入が決まりました。

もともと名前のあるバンドのフロントマンだったがoasisでは駆け出しのベースマンだった。

作曲面でもノエルの次にバンドに貢献している人物で、「Turn Up The Sun」や「The Nature Of Reality」など

ノエルの引き出しにはない独特の雰囲気の曲を担当していました。

ドラム・クリスシャーロック

ウィキペディアより

「ラーズ」やロビー・ウィリアムスのバックドラマーを経てバンドに加入したクリスはドラマーとしてバンドの最期を看取ります。

ただ、本当にバンドの最期の最期に加入したため、作品などへの関わりはほとんどなく、

後期のライブパフォーマンスがバンドへの主な貢献になっています。

実はギャラガー兄弟はロビー・ウィリアムスの事を嫌っていたので、最初はクリスの加入に懐疑的だった。

しかし実際にプレイしたり話したりしていく中で打ち解けたようで、「ビーディー・アイ」にもノエルのソロにも参加している。

oasis・その魅力について考察

ここからはoasisが何故、伝説のバンドとして語り継がれているのか?を考察してみようと思います。

最近の若い人にもoasisの良さが伝わればいいのですが・・・

どうしても一世代前のロックバンドと思われがちですが聴かず嫌いはもったいないです。

oasisの魅力その1 圧倒的なスケールのでかさ・映画”super sonic”

まず最初に紹介したいoasisの魅力はロックバンドを超越した「圧倒的なスケール感」です。

MCFCスタイル
1996年8月10日・11日の2日間でオアシスはネブワース・パークにて延べ25万人を動員

「これは歴史なんだ。これこそが歴史なんだよ。」

「まさに今こここそが、歴史なんだ。」

ノエル・ギャラガー

たった2日間で25万人を動員したネブワーズのライブは映像作品「super sonic」に収められた歴史的な瞬間です。

当時、oasisの登場に懐疑的だった全世界の音楽ファンを一発で黙らせる破壊力と衝撃をもった転機となるギグでした。

HATENA BLOG
全世界でのアルバムのトータルセールスは7700万枚以上を記録している

お前らと共に落ちぶれてたまるか

さあ今の自分を見てみろ

今夜お前ら全員俺の手の中だ

今夜、俺はロックンロールスターだ

ファーストアルバムで歌われた「Rock ‘n’ Roll Star」は当初は大言壮語として扱われましたが、結果的に『オアシス』の名刺代わりの1曲になった。

その後に発表されたセカンドアルバムの『モーニング・グローリー』が世界で2000万枚を超えるセールスを記録して名実ともにロックスターの地位を確立しました。

oasisの魅力その2 とにかく曲が良い・”ドント ルック”だけじゃないよ

次に語るべきoasisの魅力は、そのスケール感に後押しされた圧倒的な「良質なメロディセンス」でしょう。

その「良質なメロディセンス」にスケールの大きな「バンドサウンド」。

そこに世界最強のボーカルを乗せたのがoasisなのです。

「Don’t Look Back in Anger」は英国国内では”国歌”と言われている。

BARKS

曲に関しては最後にアルバムごとにまとめて紹介してみます。

ロック好きでもそうじゃなくてもoasisの楽曲はキャッチーでポップでカッコイイと思えるものばかり。

音楽にとって「ジャンル」って物がどれほどくだらないのかを世界中のキッズたちに教えてくれた色褪せない名曲の数々がバンドの魅力そのものだと思います。

oasisの魅力その3 カリスマとスキャンダルの共存・酒とドラッグ

次に紹介したいoasisの魅力は、メディアを賑わし続けた「幾多のカリスマ故のスキャンダル」です。

ここでは記述しきれないほどのスキャンダルにまみれていたギャラガー兄弟ですが、半分はビックマウス、

半分は酒とドラッグ関連と考えていればおおよそ説明がつきます。

NME JAPAN

初の海外公演時に船で移動中に窃盗と暴行の容疑で強制送還

ライブ中に客と殴り合いの喧嘩になりそれが生放送のラジオに乗ってしまう

グラストンベリーフェスの際に宿泊先のホテルをメチャクチャにして出禁になる

飛行機内でスチュワーデスにセクハラをして搭乗禁止になる

パパラッチのカメラを破壊して逮捕

パブでアメフトの選手と喧嘩になり前歯を2本折る大怪我

日本の福岡公演でリアム再びライブ中に居なくなる

ここにあるスキャンダルはそのほとんどがリアムの酒癖の悪さと常習的なドラッグの使用によるものです。

ほんの1例ですが、こういったスキャンダルの数々もoasisというバンドを、スター然とさせていた要素であると考えて紹介してみました。

oasisの残した7つの楽曲について・歌詞など・まとめ

最後はoasisの残したトラックについて触れていこうと思います。

アルバムごとに時系列順に紹介してみようと思いますので、聴いたことがない人はバンドの歴史を辿りながら、順を追って聴いてみてください。

1stフルアルバム「ディフィニトリー・メイビー」から「スーパーソニック」

ここから抜け出す方法は、自分の頭で考えなきゃダメなんだ

他人は教えてくれないぞ

俺がこうして話してるのは、一体何の話なのか

それを自分の頭で考えてみろ

ミディアムテンポの重厚なロックナンバー「スーパーソニック」はバンドの初期の代表曲です。

ノエルはこの曲を「コカ・コーラのCMからパクった」と発言している。

「パクった」と公言してしまうのが、oasisらしいですね。

2ndフルアルバム「モーニング・グローリー」から「モーニング・グローリー」

今日は世界中がそれに注目する日だ

もう一度「サニーアフタヌーン」を流そう

お気に入りの曲を聴きながら歩いて行く

明日のことなど、今すぐには分からないからね

曲の冒頭のヘリコプターの効果音の後にこれでもかという程のロックの塊が押し寄せてくる「モーニング・グローリー」は、

フェスにヘリコプターで会場入りしていたバンドのオマージュだろうか。

この2ndアルバムは商業的に世界で成功したし、バンドヒストリーにおいても最も優れたアルバムだと評価する人が多い

oasis入門にも非常にオススメのアルバムになっています。

3rdフルアルバム「ビィ・ヒァ・ナウ」から「スタンド・バイ・ミー」

僕のそばにいて。他の誰もどうなるかなんて分からないさ

僕のそばにいて。どうすればいいのか分かる人なんて僕以外にいない

ベン・E・キングからの影響を受けた「スタンド・バイ・ミー」もバンドらしい壮大なアンセムナンバー。

ライブで、ほとんどすべてのセットリストを決めているノエルが3rdアルバム自体をあまり気に入ってないらしく、

このアルバム自体あまり演奏されることがなかった。

950万枚売れて「失敗」ってのもスケールのデカいoasisらしい逸話です。

4thフルアルバム「スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ」から「ガス・パニック!」

カーテンの向こうから忍び寄ってきた

舌のない罪のゴーストはどんな風だ?

嵐の夜に 汗の海を航行している

彼には名前がないんじゃないかと思うんだ

確かではないけれど

そして彼は俺に打ち明け始めた

ノエルが自身のドラックの禁断症状について書いた「ガスパニック!」。

重厚かつダークな雰囲気だが、oasisがやるとスタジアムでアンセムが起こるんだから不思議だ。

この頃からバンド自体がレーベルやレコード会社からの制限なくレコーディングを行うことができるようになったようで、

ノエルもずいぶん機材を揃えてこだわったレコーディングになった。

アルバムタイトルはニュートンの名言である「私がより遠くまで見渡せたとすれば、それは巨人の肩の上に乗っているからである。 」から引用したもの。

5thフルアルバム「ヒーザン・ケミストリー」から「リトル・バイ・リトル」

僕らはそれぞれの存在を賭けて戦っている

僕らが完璧だとは言わないけど、自由な存在だ

それぞれが自由に見る夢の中でなら誰にも何にも邪魔されない

星のように消えていきたい、それが願い

すべてのヴォーカルをノエルが歌う「リトル・バイ・リトル」も全世界の人の支えになってきたアンセムソングです。

「ヒーザン・ケミストリー」になってから作曲者がバンド内に4人いる形になったので、アルバム内に曲のバリエーションが増えてきた時期でした。

6thフルアルバム「ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース」から「ライラ」

なぁ、ライラ

流れ星を見つけたぜ

お前は何を願う、ライラ

この世界に囲まれてると

自分がちっぽけに感じるぜ

オアシス後期の名曲である「ライラ」が収録された6thは日本のオリコンチャートでも1位に輝きました。

「ベイシティローラーズ」以来30年ぶりの快挙だったそうです。

ライブでも毎回演奏されている「ライラ」は、人気以上に本人たちが気に入っていたようだ。

7thフルアルバム「ディグ・アウト・ユア・ソウル」から「ザ・ショック・オブ・ザ・ライトニング」

愛は映画で繰り広げられるタイムマシーン

全部俺の頭の出来事

愛は説法さ

魔法のような謎

その時がきたらな

実質のラストアルバムになった7thアルバムからはこの曲を。

ミニマルでシンプルな信仰ですが、重厚なサウンドと音の洪水のようなアンサンブルで世界中の音楽ファンの度肝を抜きました。

このアルバムはギーターサウンドよりもむしろオルガンや鍵盤からのサウンドをフューチャーしている。

駆け足でオアシスの歴史を見てきたけれど、紹介しきれない名曲がまだまだあるので、これを機にぜひ他の曲も聴いてみてほしいです。

リアム、ノエル、早く仲直りしてくれ!

andmoreより

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