イギリスのバンド【オアシス】はなんで評価されたの?
ノエルとリアム以外のメンバーについても教えて!
どんな伝説的なエピソードがあったんだろう?
こういった人向けの記事です。10分ほどで読める文章量。
- スズキイチロー(36)
- PA(舞台音響)カンパニーに所属
- 音響ブログも執筆
- ネクラなnoteも執筆
- 甘酸っぱい交換日記も執筆
- ブロガー集団・アドセンス解放戦線代表
- こじらせ団体・メンヘラの止まり木主催
- Twitterの一部界隈においてカルト的な人気と噂
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オアシスが伝説のバンドになった理由について考察【エピソード紹介】
ブリットポップ世代のアラフォー。イチローです。
とうとう今回は我が青春『oasis』について書いてみようと思います。大好きなバンドです。
自分が音響の道を志すことになったキッカケになったバンドの一つなので、非常に感慨深いものがあります。
はぁ、というかこのバンドの魅力なんてアラフォーにとっては説明する余地がないというかなんというか。
わざわざ言語化の必要がないっていうか、そもそもそびえ立っているというか、小学生の列のチェ・ホンマンというか。
いやいやしかし、若い世代への語り部としてこのブログを開設したわけなので(?)じっちゃんの名前だろーとチェ・ホンマンの名前だろーと、賭けられるものは全て賭けてこの偉大なバンドについて書いてみます。
今日はイギリスのロックバンド『oasis』の話。
オアシスは、イギリス・マンチェスター出身のロックバンド。1991年結成。2009年解散。
メイン・ソングライターの兄ノエル・ギャラガーとボーカルの弟リアム・ギャラガーのギャラガー兄弟を中心に1991年に結成され、全世界でのトータルセールスは7,000万枚以上を記録している。
Wikipediaより
オアシスの伝説になったバンドメンバーたち
まず最初にオアシスのバンドメンバーの紹介をしていきます。
メンバーの入れ替わりが激しいバンドだったので、2009年の解散当時のメンバーについて触れていきます。
おそらく、ファンの大多数の意見的には「リアムとノエルいればオアシスじゃん?」みたいな感じだと思う。禿同である。
ピートとカールでリバティーンズだし、小渕と黒田でコブクロだし、ペーとパーで林家だ。
もちろん王と長嶋でONだし、ミッチーとサッチーで昼のワイドショー成立だ。
つまりは「リアムとノエルだけ紹介しとけばいんじゃね?」ってイチローはうすうす思っているんだけれど、オアシスって解散時のメンバーがすごい豪華だったんですよ。まさに伝説級に。
ってことで語り部の責任感として全員紹介してみる所存である。
オアシスのボーカル リアム・ギャラガー
俺はマジでグラストンベリーなんか嫌いなんだよ。ここにいるのはカネのためさ。/リアム
とにかくロックスターを絵に描いたらこんな人物というのがリアム。後ろ手を組んでこんなにカッコイイのは「風の谷のナウシカ」のユパ様かリアムくらいのものだ。
口が悪い・暴力・アルコール・ドラッグなんでもござれですが、むちゃくちゃカッコいいそのしゃがれ声に全世界が酔いしれました。ボーカリストとしてのアイデンティティがチェ・ホンマン級。
バンド活動の他にも2006年に自身のファッションブランドである「プリティグリーン」を発足。ファショナブルな一面も。
音楽業界のビジネスの90パーセントはバカどもの力で動いてる。おそらく、ファッション業界も同じだぜ。この意味分かるよな?/リアム
リアムが音楽に目覚めたのは兄のノエルに比べると遅く、18歳の時に自国のバンドである「ストーンローゼス」のギグを体験。それをキッカケにロックに開眼。
アラフォーのイチロー的には「ヘビメタさん」とか「ROCK FUJIYAMA」がそれに該当する。
その後はイギリスのバンドを中心に熱心に音楽を聴きあさるようになり、リアム本人が1番影響を受けたであろうビートルズのジョンレノンなどもこの頃から愛聴するようなった。
リアムとノエルには他にももう1人兄がいたのだが、幼少期の家庭環境は劣悪だった。
経済的にも困窮していたが何よりも父親からの家庭内暴力ひどかったそうだ。
それに加えてリアムに至っては、兄弟たちとも年が離れていて誰も相手にしてくれない。
唯一の救いである母親は働きに出なくてはならなかったそうで、寂しい少年時代を過ごした。
過去を振り返って「そんな惨めな思いは自分の子供にはさせたくない」などと発言。
近年では子煩悩な発言が多く聞かれるようになった。
オアシスのソングライター ノエル・ギャラガー
人間が木を演奏してるんだ。ギターはコード3つで曲が作れる。俺は11個のコードを知ってる。でも、いいか、12個目を見つけたら奇跡だ!/ノエル
ギャラガー兄弟の兄である『ノエル・ギャラガー』は苦労人で知られている。
両親が正式に離婚するまで実の父の家庭内暴力に悩まされ、人と距離を置く気難しい人間になっていきます。
15歳の時。学校の教師とケンカして謎の小袋80袋を投げつけた挙句に学校を退学してからは、様々な職を転々とするようになります。
短期間で、建築会社、ガス会社の配管工、バンドのローディーなどを経験。ローディー時代にはすでにスタッフとして来日をしていた履歴もある。
そんなノエルが音楽に出会ったのは退学前の13歳の頃。
イギリスのバンド「ザ・スミス」がラジオやテレビから流れてくるのを真似て、独学でジョニー・マーのギターフレーズを練習して腕を磨きます。わたしが上沼恵美子のおしゃべりクッキングで料理を学んだ方法に近い。
ギターの腕前に関しては自分のことを「並」と評価しているノエル。
ミュージシャンとしてのノエルは曲のライティング能力を評価される事が多いのですが、ライブではギターフレーズもコーラスも外さないしプロ意識はチェ・ホンマンくらい高い。
もしドラッグ摂取がオリンピック競技だったら、俺はイングランドのために、金メダルを腐るほど取れただろうな。/ノエル
ロックスターらしくドラッグも欠かさない男。ノエル・ギャラガー。
中学生がチェリオを一気飲みする感覚でドラッグを嗜む、生粋のジャンキーオブジャンキー。
ソロになってからはスキャンダルもほとんど聞かれないので現在はオアシス時代に比べればクリーンなのだろう。
オアシスのサイドギター ゲム・アーチャー
僕はあのバンドに10年いたわけだけど、どんな時だって、もしかしたら明日終わるかもしれないだとか、もしくは、これから20年くらい続くのかもしれないだとか考えていたわけでさ……うん、20年はちょっと楽観的すぎたかな。けど、当時はそんな感じだったんだ。/ゲム
元ヘヴィ・ステレオのギター・ボーカルだったゲム。同じレコード会社だったという縁でオアシスに参加。
トレードマークは最近見なくなったギブソンのファイヤーバード。曲によってはキーボードなども演奏する巨人の元木もびっくりのユーティリチィープレイヤーぶり。
派手ではないがギターアレンジに定評があり、堅実なプレイをします。中日の井端かな。
元木でも井端でもどっちでもいいけど、オアシス解散後は『ビーディー・アイ』に加入したゲム。
その後は積極的に作曲にも参加していて「The Roller」や「Second Bite of The Apple」などリアムの声を活かした曲を作り出している。
オアシスのベース アンディ・ベル
ジーザス&メリー・チェインにセックス・ピストルズが合わさったような、オアシスの音楽を知って、固定観念がすべてぶっ飛んだよ。/アンディ
シューゲイザームーブメントの旗手であった『RIDE』のフロントマンだったアンディはオアシス加入時にベースを練習し始めた。リアル・シドヴィシャスとはオアシスのアンディのこと。
やはり同じレコード会社である「クリエイション・レコーズ」に所属していた縁で、ベーシストとして白羽の矢がチェ・ホンマンのように立った。
もともと名前も実績もあるバンドのフロントマンだったが、ビックバンドでは駆け出しのベースマンだったわけだ。
作曲面でもノエルの次にバンドに貢献している人物で、「Turn Up The Sun」や「The Nature Of Reality」などノエルの引き出しにはない独特の雰囲気の曲を担当している。
アルバム曲のアクセントを担っているトラックが多いことからイチロー界隈ではベルチラ現象などと呼ばれたりしていた。
オアシスのドラム クリス・シャーロック
「ラーズ」やロビー・ウィリアムスのバックドラマーを経てバンドに加入したクリスはドラマーとしてバンドの最期を看取ります。
ただ、本当にバンドの最期の最期に加入したため作品などへの関わりはほとんどなく、後期のライブパフォーマンスがバンドとの主な関わりになっています。
実はギャラガー兄弟はロビー・ウィリアムスの事を嫌っていたので、当初はクリス加入に懐疑的だった。自分もイケメンを見ると無条件で怪しんでしまうので、気持ちわかる。
しかし実際にプレイしたり話したりしていく中で打ち解けたようで、『ビーディー・アイ』にもノエルのソロにも参加している。
オアシスというバンドの魅力について考察
ここからはoasisが何故、伝説のバンドとして語り継がれているのか?を考察してみようと思います。
語り部(?)として思うのは、若い人にもoasisの良さが伝わってくれればな…ってこと。
そこにあるのは愛だ。バンドからお金や金銀プラチナの類は一切もらってはおらない。
一世代前のロックバンドと思われがちだけど、聴かず嫌いはもったいない。おじさんブロガーが後輩たちに押し付けるのは熱苦しい希望だ。
先代から受け取ったパワーやら力やらエナジーを、精一杯未来へと回すのだ。まさに元気寿司の皿のように。
オアシスの魅力その1 伝説的なスケールのでかさ
まず最初に紹介したいoasisの魅力はロックバンドを超越した「圧倒的なスケール感」です。チェ・ホンマン感とも言う。
オアシスを語る時に大切なのは「永久の未完成が完成である」という宮沢賢治の考え方だ。
オアシスの活動の歴史は、90年代当時のミュージック・マーケットの膨張と同義だった。
メンバーチェンジを繰り返すバンドからも分かる通り、オアシスはその活動期間の中で“完成することがなかったバンド”だと言うことができる。
それこそがまさにロックンロールの宿命なのかもしれない。
1996年8月10日・11日の2日間でオアシスはネブワース・パークにて延べ25万人を動員
これは歴史なんだ これこそが歴史なんだよ まさに今こここそが、歴史なんだ /ノエル
たった2日間で25万人を動員したネブワーズのライブは映像作品「super sonic」に収められた歴史的な瞬間です。
当時、oasisの登場に懐疑的だった全世界の音楽ファンを一発で黙らせる破壊力と衝撃をもった転機となるライブだった。
エヴァでいうところのラミエルのヤシマ作戦くらいの衝撃というか。
ガンダムでいうところの「こいつ、動くぞ!」の時の感動というか。
全世界でのアルバムのトータルセールスは7700万枚以上を記録している
お前らと共に落ちぶれてたまるか
さあ今の自分を見てみろ
今夜お前ら全員俺の手の中だ
今夜、俺はロックンロールスターだ
oasis/Rock ‘n’ Roll Star
録音で言っても1stアルバムで歌われた「Rock ‘n’ Roll Star」は当初は大言壮語として扱われましたが、結果的にロックスター・オアシスの名刺代わりの1曲になった。
その後すぐに発表された2ndアルバムの『モーニング・グローリー』が烈火のごとく売れに売れた。
世界で2000万枚を超えるセールスを記録して名実ともにトップ・ミュージシャンの地位を確立。
世界のてのひらの返し方がアマプラのお急ぎ便並み。
オアシスの魅力その2 伝説級に曲が良い
次に語るべきoasisの魅力は、そのスケール感に後押しされた「圧倒的に良質なメロディセンス」でしょう。
そのメロディセンスにスケールの大きなバンドサウンド。そこに世界最強のボーカルをエキストラホイップしたのがオアシスなのです。
「Don’t Look Back in Anger」は英国国内では”国歌”と言われていて、その考え方でいうと日本国歌は「雨上がりの夜空に」になる。
曲に関しては最後にアルバムごとにまとめて紹介してみます。
ロック好きでもそうじゃなくてもoasisの楽曲はキャッチーでポップでカッコイイと思えるものばかり。
音楽にとって「ジャンル」って概念の意味のなさを世界中のキッズたちに教えた名曲たちが。
まさにそれこそがバンドの魅力そのものだと思う。
オアシスの魅力その3 伝説的な数々のスキャンダルエピソード
次に紹介したいoasisの魅力は、メディアを賑わし続けた幾多の「やっちまった系スキャンダル」です。
数えてみればここには書ききれないほどのスキャンダルにまみれていたギャラガー兄弟。
半分はビックマウス、半分は酒とドラッグ関連と考えていればおおよそ説明がつきます。数は多いがわかりやすいのは良い。そんなところもロックスターぽい。
簡単に言えば、oasisってのはアルコールとドラッグにまみれたジャイアンだと思ってもらえればいい。
- 初の海外公演時に船で移動中に窃盗の容疑で強制送還
- ライブ中に客と殴り合いの喧嘩になりそれが生放送のラジオに乗ってしまう
- グラストンベリーフェスの際に宿泊先のホテルをメチャクチャにして出禁になる
- 飛行機内でスチュワーデスにセクハラをして搭乗禁止になる
- パパラッチのカメラを破壊して逮捕
- パブでアメフトの選手と喧嘩になり前歯を2本折る大怪我
- 日本の福岡公演でリアム再びライブ中に居なくなる
ここにあるスキャンダルはそのほとんどがリアムの酒癖の悪さと常習的なドラッグの使用によるものです。
「お前のモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノ」
「ムシャクシャするから殴らせろ」
確実に剛田武。現代に蘇るジャイアニズム。
ほんの1例ですがこういったスキャンダルの数々も“オアシスというバンドをスター然とさせていた要素”であると考えて紹介してみました。
伝説級に売れた・オアシスの7つの作品
最後はオアシスの残したトラックについて触れていこうと思います。
アルバムごとに時系列順に紹介してみようと思いますので、聴いたことがない人はバンドの歴史を辿りながら順を追って聴いてみてください。
どのアルバムもその時代にとって重要な意味を持っているし、言葉にできないすごい力を持っている。これぞ伝説。
悟空さが魔人ブウに遭遇した時のようなワクワク感で紹介していこう。
1stフルアルバム「ディフィニトリー・メイビー」から「スーパーソニック」
ここから抜け出す方法は、自分の頭で考えなきゃダメなんだ
他人は教えてくれないぞ
俺がこうして話してるのは、一体何の話なのか
それを自分の頭で考えてみろ
oasis/supersonic
ミディアムテンポの重厚なロックナンバー「スーパーソニック」はバンドの初期の代表曲です。
ノエルはこの曲を「コカ・コーラのCMからパクった」と発言している。
「パクった」と公言してしまうのが、なんともオアシスらしい。
エレキギターのシンプルなフレーズがカッコよすぎて、何度も聴き返してしまう中毒性を持ったトラック。
2ndフルアルバム「モーニング・グローリー」から「モーニング・グローリー」
今日は世界中がそれに注目する日だ
もう一度「サニーアフタヌーン」を流そう
お気に入りの曲を聴きながら歩いて行く
明日のことなど、今すぐには分からない
oasis/Morning Glory
曲の冒頭のヘリコプターの効果音の後、これでもかという程のロックサウンドのビックウェーブが押し寄せてくる。デンプシーロールかな。
ハロルド作石も大型フェスにヘリコプターで会場入りしたオアシスに憧れて「べっく」を描いたに違いない。
この2ndアルバムは商業的に世界で成功したし、バンドヒストリーにおいても最も優れたアルバムだと評価する人が多い
タイトルチューンのこの曲もメチャクチャカッコいいし、オアシス入門にも非常にオススメのアルバムになっております。
3rdフルアルバム「ビィ・ヒァ・ナウ」から「スタンド・バイ・ミー」
僕のそばにいて。他の誰もどうなるかなんて分からないさ
僕のそばにいて。どうすればいいのか分かる人なんて僕以外にいない
oasis/Stand by Me
ベン・E・キングからの影響を受けた「スタンド・バイ・ミー」もオアシスらしい壮大なアンセムナンバー。
ライブでほとんどすべてのセットリストを決めているノエルが3rdアルバム自体をあまり気に入ってないらしく、このアルバムのトラックはあまり演奏されることがなかった。
950万枚売れて「気に入らない」ってのもスケールのデカいバンドらしい逸話。理想の高さがチェ・ホンマン級。
4thフルアルバム「スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ」から「ガス・パニック!」
カーテンの向こうから忍び寄ってきた
舌のない罪のゴーストはどんな風だ?
嵐の夜に 汗の海を航行している
彼には名前がないんじゃないかと思うんだ
確かではないけれど
そして彼は俺に打ち明け始めた
oasis/Gas Panic!
ノエルが自身のドラックの禁断症状について書いた「ガスパニック!」。
重厚かつダークな雰囲気だが、オアシスがやるとスタジアムでアンセムが起こるんだから不思議だ。
この頃からバンド自体がレーベルやレコード会社からの制限なくレコーディングを行うことができるようになったので、ノエルも機材を揃えてこだわったレコーディングをするようになった。
それもあってこのアルバムは芸が細かいトラックが多い印象。八百万の神とか堕天使とかが宿りすぎててオアシスっぽくはないかもしれない。
でもこの曲はすごい好きなのでこれだけでも聴いて。
5thフルアルバム「ヒーザン・ケミストリー」から「リトル・バイ・リトル」
僕らはそれぞれの存在を賭けて戦っている
僕らが完璧だとは言わないけど、自由な存在だ
それぞれが自由に見る夢の中でなら誰にも何にも邪魔されない
星のように消えていきたい、それが願い
oasis/little by little
すべてのヴォーカルをノエルが歌う「リトル・バイ・リトル」も全世界の人々の支えになってきたアンセムソングです。
このフルアルバムから「ノエル・リアム・ゲム・アンディ」と、作曲者がバンド内に4人いる形になったので、アルバム内に曲のバリエーションが増えてきた時期でした。
鬼に金棒・オアシスにバリエーション・ミルドラースにメラゾーマって感じでバンドの評価がピークに達していた頃の作品でもある。
6thフルアルバム「ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース」から「ライラ」
なぁ、ライラ 流れ星を見つけたぜ お前は何を願う、
ライラ この世界に囲まれてると 自分がちっぽけに感じるぜ
oasis/Lyla
オアシス後期の名曲である「ライラ」が収録された6thは日本のオリコンチャートでも1位に輝きました。
「ベイシティローラーズ」以来30年ぶりの快挙だったそうです。
ライブでも毎回演奏されている「ライラ」は、人気以上に本人たちが気に入っていたみたいだ。
この辺りになるとオアシスの音楽は、もうロックファンの手を離れてあらゆる日常に浸透していく。
7thフルアルバム「ディグ・アウト・ユア・ソウル」から「ザ・ショック・オブ・ザ・ライトニング」
愛は映画で繰り広げられるタイムマシーン 全部俺の頭の出来事
愛は説法さ 魔法のような謎 その時がきたらな
oasis/The Shock of the Lightning
実質のラストアルバムになった7thアルバムからはこの曲を。
ミニマルでシンプルな構成ですが、重厚なサウンドと音の洪水のようなアンサンブルで世界中の音楽ファンの身体を揺らした。
このアルバムはギターサウンドよりもむしろオルガンや鍵盤からのサウンドをフューチャーしている。
ロック・カルチャーから離れていったオアシスが、サイケデリック方向に舵を切った運命のアルバム…って思ったところで突然の解散宣言!兄弟喧嘩?!はいはいいつものやつね。ワロスワロス。
って思ったけれど2020年現在でもノエルとリアムの合流は再現していない。ツラタンである。もはやオワコンなのだろうか。リアム、ノエル、早く仲直りしてくれ!
駆け足でオアシスの歴史を見てきたけれど、紹介しきれない名曲がまだまだあるのでこれを機にぜひドキュメンタリー作品や、他の曲も聴いてみてほしいです。
シェフの気まぐれブログな感じでダラダラ書いてきましたが、最後まで読んで頂き嬉し恥かしです。ほんとありがとうございます。
いろいろ書いてきましたがすごく好きなバンドです。気を悪くした人がいないといいけれど。今日はもう寝ます。おやすみなさい。
コメント
コメント一覧 (3件)
[…] オアシスとは喧嘩ばっかりだけど。それもまたよし。 […]
[…] いやいや。この前のoasisの記事の時にも書いたけれど若い世代にだってミッシェルの良さが伝わるに違いない。 […]
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