【Mr Twin Sister】の来歴が知りたいな!
おすすめの曲も教えてほしい!
こういった人向けの記事です。5分ほどで読める文章量。
- スズキイチロー(36)
- PA(舞台音響)カンパニーに所属
- 音響ブログも執筆
- ネクラなnoteも執筆
- 甘酸っぱい交換日記も執筆
- ブロガー集団・アドセンス解放戦線代表
- こじらせ団体・メンヘラの止まり木主催
- Twitterの一部界隈においてカルト的な人気と噂
※紹介制度があるサービスは紹介リンクを貼っています。
USインディ・Mr Twin Sisterの名盤4選【おすすめ曲】
シティ・ポップ大好き。シティーボーイ兼PA(舞台音響)のイチローです。
今日はアメリカのインディポップ・バンド。MR TWIN SISTERを紹介しようと思います。
先日のYouth Lagoonといい、今回のMR TWIN SISTERといい……最近USインディばっかり。
選考の把握ってやつが進んでいるのかもしれない。今はこの辺の音楽が心地よい感じだ。
好きなもののことばかり書いているから、勝手にひとりで盛り上がって、情報過多になってしまうことが多い。
詰め込みすぎてしまった文章は相手を疲れさせてしまうから、余白も作らなきゃって思ったりもしてて。
そんなわけで、つまらない冗談とか小ネタを挟んだりして調整するんだけど、これが死ぬほど難しい。
自分が思う魅力を詰め込んだ20000字を書くよりも、読んでもらえる2000字の方が、よっぽど難しい。
好きなアーティストの細部を伝えるよりも、全体のことがふんわり伝わるような設計の方がいいのかもしれない。
イチローは日々悩んでいる。わたしは書く者である。本業は舞台音響。今日も出先の新幹線でこれを書く。
ニューヨークはロングアイランドで2008年に結成された「MR TWIN SISTER」ですが、活動から1stアルバムまでの間は「TWIN SISTER」として活動していました。
2010年に自主制作盤のepを2枚発表し、それが大手インディレーベル「Domino」の目に留まります。
デビュー当初は5人編成だったけれど2ndが発売されてからドラマーのブライアンが脱退。現在は4人編成です。
インディポップっていうニッチなジャンルだけど「ケンドリック・ラマー」とかにサンプリングされたりして注目を集めている要注意バンドなんですよ。
このバンド、けむりのように掴み所がない。その目には何が映っているのかわからない。妙に不気味な格好良さがある。
ロングアイランドで結成。彼らの音楽はチルウェーブ、インディーポップ、ドリーム・ポップ、ディスコなどと形容されてきた。彼らが比較されたのはコクトー・ツインズやポーティスヘッド。彼らがツアーしたのは米国と欧州。これまでにリリースしているのは三枚のEPと一枚のLP。
Wikipediaより
Mr Twin Sisterのフロントマン「アンドレア・エステラ」
MR TWIN SISTERのメンバーたちは、もともとそれぞれ別のバンドで活動をしていたこともあって、結成後もそれぞれが自由に活動している印象を受ける。
特にフロントマンのアンドレアは人気ドラマシリーズの「Veronica Mars」のキャストに選出されるなど、女優としての活動が有名。かわいい。
最新アルバムではジャケットになっている人形の「salt」を制作するなど、アート分野への感度も高い。かわいい。
アンドレアはエルサルバドル人でありプエルトリコ人でもあるから、新作ではスペイン語で歌う彼女も確認できる。なんちゅーグローバルなスタンダード。かわいい。
ちなみに日本のアニメが大好きで「マーマレードボーイ」の大ファンだそうだ。かわいい。
Mr Twin Sisterの4枚の名盤・おすすめ曲
さてここからは例のごとくMR TWIN SISTERの楽曲を独断と偏見で紹介していきたい。
ちなみに改名する前のTWIN SISTER時代の曲も含んでいる。昔の曲もイチローは大好きなのだ。
全然関係ないけど、記事を書いているといつも、ふわふわと別のことを考えてしまう。
シェンロンが目の前に現れたら集中力をお願いしたい気分だ。あ、それと5兆円。
文章のことだけ突き詰めることができたら素敵だけど、途中で飯も食うし、仕事もしてるし、子どもは泣くし、眠りたい。
まぁ、ある程度は仕方ないとは思うけれど、書ききれないで埋もれている下書き記事が墓場から俺を呼んでいる。
待っていてくれ。ちゃんとおいしく仕上げたるからな。全てを忘れて、書くけものに、わたしはなってみたい。
音楽・文章・アートを作るってのは、ある種の修行みたいなものなのかもしれない。経験・考えるチャンスが増える。
だからやっぱり、ものを作っている人間のことをイチローは尊敬してしまうし、恋してしまう。
TWIN SISTERを見ていると、そんなことを思ってしまう。
いかんともしがたい闇を我々は共有している。地下深いマントル層でつながっている。
静まれ俺のシンクロニシティ。
EP-Color Your Lifeから「Lady Daydream」
自主レーベルから発売した「Color Your Life」は荒削りでローファイな録音がすごくいい。インディポップ最高。
アンドレアの繊細なウィスパーボイスと、バンド全体が持っている独特な空気感が発揮されている「Lady Daydream」を選んでみた。
2010年当時のアメリカのインディ・シーンはドリームポップやら、シンセポップやら、ベットルームポップやら…
まぁ、いわゆる、フワッフワした音楽が盛り上がりを見せており、そんな世間の流れもバンドにとっては追い風になった。
この世界は、ロマンチックなことが少なすぎるから。みんな、せめて、音楽で夢を見たかったのかもしれない。
In Heavenから「Stop」
バンドの持つ雰囲気はそのままに、アップグレードされたTWIN SISTERを聴く事ができる「In Heaven」からは「Stop」を。
インディシーンのバンドたちの中でも飛び抜けたメロディの良さ。アンドレアの歌声が心地よいインディポップの金字塔。
アンダーグラウンドだからこそできるポップって本当にクールだ。微妙なニュアンスと熱意がそのまま受け手に届いてくる。
メジャーからはきっと、この雰囲気のアルバムは出せないだろうな。アイツら、来世分の嘘までついてるからな。
表現者にとっての自由度の高さってものを考えさせられてしまう。そんな名盤だと思う。
Mr Twin Sisterから「Rude Boy」
名門のインディレーベルを離れて、自主制作制作へと原点回帰した作品。
バンド名を改めたMR TWIN SISTERにとっての1stアルバム。「MR TWIN SISTER」からは「Rude Boy」を。
にフロントマンのアンドレアが「多発性硬化症」という病気にかかったり…ツアー中に交通事故に見舞われてしまったり…
バンドにとって試練の多い時期に制作されたこともあって、リリースまでにはおよそ3年の歳月が注ぎ込まれた。
シューゲイザーやチルウェーブを、ポップとロックに融合する事で世界観を広げてきたTWIN SISTERだったが…
そこからさらに踏み込んで、AORやディスコを取り入れた、バンドのセカンドシーズンを感じさせるフルアルバム。
この曲以外にも、pitchforkのBest New Trackを受賞した「Blush」もアルバムを構成する上で外せないチルアウトトラックになっている。
どこまでが現実で、どこまでが非現実なのか。整然としていて、混沌としていて。
夢の中で大都会の摩天楼を飛び回っているような。そんな美しさをもった音楽だと思う。
Saltから「Echo Arms」
2ndアルバムをリリースしてから、メンバーそれぞれ個人の活動を行なっていたMR TWIN SISTER。
4年の沈黙を破ってリリースした3rdアルバム「Salt」のコンセプトは「人生を意義のあるものにすること」。
このアルバムからは「Echo Arms」を選んでみました。
バンドの音楽生はますます広がり、ブレイクビーツ・エレクトロ・EDMなどを咀嚼し、飲み込んでいく。
冷たいウィスパーボイスが特徴的だったアンドレアが、トラックごとにその声色を変化させる。
サウンドもそれに呼応し、熱を帯びたドライブをみせる。有機と無機が形而上で邂逅する。
メンバー同士のケミストリーはインディポップの枠に収まらないマジックタッチになった。
箱庭的な雰囲気がバンドカラーだったMR TWIN SISTERだけど、この3rdアルバムはフェスで踊れるような曲も多そう。
クラブ・ミュージックとしての相性も考えられていて、さらにファン層を広げる作品になりそうな予感がしてくる。
すばらしい新陳代謝をして、新しい何かを生み出す場所になったMR TWIN SISTERの、新章の幕開けだ。
USインディのMr Twin Sisterの名盤4選【まとめ】
ってことで今日は「MR TWIN SISTER」について紹介してきました。
様々な音楽ジャンルを吸収しながら、その全てが新しい表現になっているMR TWIN SISTER。
俺もこんなふうになってみたい。ここまで真剣に生きられている気がしない。
……まぁ、でも自分は、いまはこんなやり方で言葉が浮かび続けてるわけで。
気が散るっていうのも悪いことばっかりじゃないのかな?……とも思う。
進化を続けるMR TWIN SISTERに今後も注目していきたいと思っているイチローでした。
今日も最後まで付き合ってもらって感謝感謝です。ありがとうございます。おやすみなさい。
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