エビスビーツのおすすめ曲6選・人気トラックメイカーを考察【名盤紹介】

ヒップホップ好きな人

【エビスビーツ】のおすすめ曲が知りたいな。
どんな来歴のトラックメイカーなんだろう?

こういった人向けの記事です。5分ほどで読める文章量。

この記事を書いてる人・イチロー

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目次

エビスビーツのおすすめ曲6選・人気トラックメイカーを考察【名盤紹介】

ベタに中学の時にスケボーをしていて、そのビデオに使われてる音楽や、兄がテープに録音していたEric B. & Rakimの「Don’t Sweat The Technique」を聞いたりしたのがきっかけです。日本語で初めて聴いたのは、スチャダラパーの「後者」っていう曲です。兄の部屋から聞こえて来て「なんやこれ? 」って。

EVISBEATS

エビスビーツが好きだ。ここ数年ずっとローファイ・ヒップホップ寄りのPA(舞台音響)イチローです。

ヒップホップ、とは言っても強い主張や痛みを伴うような歌詞が前面に押し出されるようなことは少なくて。

穏やかで、心地の良い雰囲気のトラックたちがドライブや日々の生活をワクワクさせてくれる。

当たり前の話だけど良いヒップホップっつーものは、良いトラックメーカーが作るものである。

人気トラックメーカーの多くはトップアーティスト達からの尊敬を集め、あるいはそれ以上の人気を獲得している人たちも少なくない。

自分の中でエビスビーツはその筆頭である。自由かつ、絶妙にユルい。

音楽には上も下も右も左もなくて、空間に無限に広がっていくものなのだと、そんなことを暗に示してくれる。

しかし、ユルいからと言って、その内容が薄っぺらいとか軽薄だとか、そういったことではない。

販売至上主義なショービジネス界において、その中で埋没し、ただただ消費されるだけの音楽では決してないのだ。

エビスビーツの音楽には、聴いた人間の心に確実に何かを残してくれるメッセージがある。

しなやかに揺れながらも、絶妙なアルデンテで一本芯が通っているサウンド。惚れる。揺れる。

巷で言う【チルい】ともちょっと違うかな。身体のコリをほぐし、リラックスさせてくれるマッサージみたいな音楽。だいじょうぶ、健全な方のマッサージだから。

そんなわけで今日は、一旦。騙されたと思って浸ってみてほしい。国内屈指のトラックメーカー【エビスビーツ】の音楽に。

AMIDA(アミダ)は、奈良県出身のトラックメーカー、MC。現在はMCとしてはAMIDA、トラックメーカーとしてはEVISBEATS(エビス ビーツ)という名で活動している。

wikipediaより
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エビスビーツの来歴・過去

fnmnlより

まずは簡単にエビスビーツの来歴を。

もともと大阪で活動していたグループ【韻踏合組合(いんふみあいくみあい)】のメンバーであったエビスビーツ。

この【エビスビーツ】という名義はトラックメーカーとして活動するときの名前で、MCとしてライブ出演などするときは【AMIDA(アミダ)】と名乗っている。

エビス〜・・・とかアミダ〜・・・というネーミングを使うことについては、こんな発言をしていた。

もともと芸能は神事から生まれてますし、神に奉納するみたいな、その繋がりはあってほしいですね。作品を発表するとなると多くの人に影響力があるので、やはり少しでも希望や慰め、励まし、癒し、安らぎなどがあればいいなと思います。

EVISBEATS

簡単に言えば、歌い手であるアミダと、作り手であるエビスビーツのリャンメン待ちってことですね。別人だと思ってる人も意外と多い。

関西で人気グループだった韻踏合組合から脱退したエビスビーツは、その後トラックメーカーとして台頭。2008年にはタイトルに自らを冠したアルバム『AMIDA』を発表。

自分の作品をマイペースに作り続ける一方、ヒップホップ界の大御所たちの楽曲プロデュースなども手がけるようになる。

(KREVA・ロベルト吉野・etc…)

エビスビーツのおすすめ曲6選

ここからは筆者の好きなエビスビーツのおすすめトラックを紹介してみたい。

今日はなんだか時系列順でもなく、ただただ自分の聴いているトラックを貼り付けてみた。

固定化された考え方、〜しなくちゃ、〜でなければ、みたいな思考に囚われないエビスビーツの楽曲たち。

最近なんだか息苦しいな、って人にぜひぜひ聴いてほしい。

こんな素晴らしいバランスでモノ作りできたら最高だろうな。

どの曲を聴いても制作背景を想像すると、けっこう感動してしまう。職業病かもしれない。

アルバム・ひとつになるとき収録【ゆれる】

10年以上愛され続けているエビスビーツの名曲『ゆれる』。

MVは朝のシーンから始まるけれど、グルーブはなんだか親密な夜って感じがする。いわゆるナイトグルーブみたいな?そんな言葉あるか知らんけど。

2012年に発売されたアルバムに収録されているんだけど、今でも時々ラジオなんかでかかったりテレビでサンプリングされたりするから、エビスビーツを知らなくてもこの曲は知ってる人も多いと思う。

ロケ地は山梨県の甲州市。友達と駅で待ち合わせをしたくなる。

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アルバム・HOLIDAY収録【今日は休みだ】

さきほど紹介した『ゆれる』と同じタッグ、田我流を迎えたジャズライク・ナンバー『今日は休みだ』はアルバム「HOLIDAY」からのナンバー。

エビスビーツのトラックはどの曲もグルーブが心地よくて、メロウで、ヒップホップ。めっちゃすっき。

こんな休日いいよね、大人のひとり遊びって感じ。自分の気分の上げ方の引き出しの数だけ、人は豊かになれることを教えてくれる一曲。

あの子をとなりに乗せて、海でも見に行きたくなる。

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アルバム・HOLIDAY収録【夜風に吹かれて】

こちらもアルバム「HOLIDAY」からのナンバー、『夜風に吹かれて』。

さっきの『今日は休みだ』と対を成す名曲。昼と夜で相対するシチュエーションなのに心地よさは変わらない。

イントロからグルーブ感がもう最高。気持ちがいいね。夜のドライブのBGMに最適。

首都高が苦手な俺でも湾岸線とか走りたくなっちゃう。となりにアイツを乗せて音楽の話をしたくなる。

アルバム・PEOPLE収録【花びらが散る頃に】

アルバム「PEOPLE」からのナンバー、『花びらが散る頃に』。

もういい年したおじさんなのでこんなこたぁ言いたくないんだけど、チルくて、エモいぞ。

チルいとか、エモいとか言ってもね、大人のミッドナイト・チルだから。玄人向けのオーガニック・エモだから。

この曲を歌うのはSUKISHAさん。ちょっと鼻にかかるボーカルも曲調とマッチしていて良き。

コンビニにビールを買いがてら、ちょっと夜桜でも見に行きたくなる。

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アルバム・PEOPLE収録【Beautiful】

これも「PEOPLE」からのナンバー、『Beautiful』。

アナログコラージュによるアニメーションを使った、世にも珍しいMV。見入ってしまう。楽曲もこれまた良い。

D’Angeloが美術館展示されてるのがいいね。やっぱりエビスビーツも2ndが好きなのか、って勝手にひとりで嬉しくなった。

疲れた日は、早めに好きなものに癒されようか。

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【City of light】

Lo-Fiなビートが絶妙な『City of light』もナイトグルーブって感じの一曲。

遅くまで起きて作業してる時はこの曲をエンドレスリピートしてることが多い。夜のひとり時間が心地良くなる。

きっとSOUND PROVIDERSとかnujabesとかにも影響受けてるんだろうな。ルーツを考えながら音楽を聴くのはとても楽しい。

さて、今日はひとり。どんな文章を書いてみようか。

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エビスビーツ考察・次世代トラックメイカーといい時間【まとめ】

ってことは今日は簡単に【エビスビーツ】について書いてきました。

最近ほんとによく聴いてる音楽なので、かなりサラッと書けました。このくらいのボリュームの方が読者に優しいかもな。

音楽を志したり、生業にしたりする人間にとっては、生活そのものがアートになるし、言い換えれば音楽が人生そのものになってしまうんだけど。

音楽との向き合い方とか、触れ合い方は千差万別、人それぞれ。正解なんてきっとない。

だから幸せになりたいなら、自分が自分をマスターしてしまうのが手っ取り早い。

そんな当たり前のことを、エビスビーツはいつも教えてくれる。

ヒップホップって、アウトローな音楽のイメージがある人がいるかもしれないけど、エビスビーツの楽曲はサウンド一つひとつが温もりに溢れている。

トラックメイクやMCとして彼が大切にしていることは、広く浅く届けることよりも、ひとりに深く届けるような音作りなのだとビートから感じる。

自分はもちろん、共演者たちのカラーを熟考して作られた楽曲は、聴き手の心の奥深くに入り込む。それは人の心がわからなければ出来ない芸当だ。

曲のテーマに沿って角度が一層鋭くなるトラックメイクで、何度も俺は心を揺さぶられてきた。

攻撃力の強い言葉で自己主張を繰り返すリリックもヒップホップのかっこよさではあるけれど、エビスビーツのトラックのように受け取った側とその周囲の人たちがより良くなっていける音楽が、在り方として理想なんじゃないだろうか。

たくさんのアーティストとコラボできるのも、その意思に賛同してのことだろう。制作から発信、流通に至るまで、そこにはちゃんと人間の感情が介在していて、考えるとちょっと泣きそうになってしまう。

自分の自由な表現が世の中のためになるなら、こんなに素敵なことはないかもしれない。そんなことを想像する。

ここで書いている文章も、いつか誰かの役に立つ日が来るといい。そんな大それたことを、今日は思ってしまうのであった。

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