CDリリース無しでビルボード・紅白を取った「YOASOBI」について
こんばんは。YOASOBIっていうかただのYOFUKASHIって感じのイチローです。ズボラブロガー。
今日は紅白出場で話題になった音楽ユニット「YOASOBI」について紹介してみようと思います。
YOASOBIの音源リリースは2021年になってからようやくEPが出ただけ。それまではストリーミングやダウンロード配信のみだった。
そんな新様式でのサクセスストーリーを体現した音楽ユニットとして、業界でも注目されていたみたい。
メロディもキャッチーだし、サウンドもあらゆるジャンルを取り込んでいて、且つイマドキ。
ボーカロイドPは商売あがったりである。正直この枠。YOASOBI最強感ある。
ちなみにYOASOBIの活動コンセプトとして「小説を音楽・映像に具現化する」というものがあるので、その辺をふまえて聴いてみると、より感覚的に掴みやすいのかもしれない。
やっぱり正直、ね。文学と音楽は、かなりいい仲にあると思われる。ここだけの話、たぶんデキてる。ちょめちょめ。
ってなわけで今日は音楽業界の新様式「YOASOBI」の話。

YOASOBI(ヨアソビ)は、ボーカロイドプロデューサーのAyaseとシンガーソングライターのikura(幾田りら)による2人組の音楽ユニット[1]。
Wikipediaより

YOASOBIの来歴や過去の活動・”Ayase”と”ikura”

どもども。イチローです。
まずは簡単にメンバーについて触れておこうと思います。
まずは「Ayase」さんから。


EXILEや嵐などのJ-POPの歌手に憧れて音楽の道に進み、マイブームはK-POP。
5歳からピアノを習っており、小学生の頃に国際コンクールに出場していたという。天才かッッ!

まさにYOASOBIのブレーンって感じ。
AyaseさんはもともとボカロPとして有名だったよね〜。

次はボーカル。シンガーソングライターの「ikura」さんですね。


幼少期は海外で過ごし、小学6年で初めて作詞作曲、中学3年から本格的に活動を開始したikuraさん。
幼い頃はEXILEや嵐に憧れをもっていたらしく、Ayaseさんと音楽的なルーツは近い。

影響を受けた歌手は、YUI、aiko、テイラー・スウィフトと語っていてかなりPOP志向なシンガーです。
ちなみに海産物のイクラはあまり得意ではないようです。

ikuraさんも「ぷらそにか」のメンバーとして既に界隈では知られた存在だったんだよね〜。
YOASOBIのオススメ曲について・ちょっと考察も
っつぉい!ってことでここからはオススメ楽曲です。
っていうかね。YOASOBI。全部オススメ。全部オススメして終わっちゃう。お手上げ。
虎になった李徴ねが。すたこらさっさと竹やぶの中へ逃げちゃう展開。イチローもふて寝しようか。
書いたり描いたりしたいけど、何も浮かんでこない時があって。わりとこういうのにメンタルをやられる。
過去の記憶もバックスペースを押しまくって消してしまいたい。なにこれヤミロー?ネガロー?
ちがうちがう。俺は今日夜に駆けるんやった。あ、ほんとうにジョギングは趣味です。ゾンビみたいな顔して走ってます。モーニング・ジョギング・オブ・ザ・デッド。
YOASOBIオススメ曲その1・夜に駆ける
YOASOBIとして最初の作品。”夜に駆ける”。っくぁっこいいいい。っっちゃ好き。
小説投稿サイト「monogatary.com」に投稿された星野舞夜の小説『タナトスの誘惑』を原作として作詞・作曲されたトラックです。なにそれ?俺の邪王心眼が疼くんだけど。
ダンサブルなEDMビート。エモい鍵盤。テンションあがるあがる。必殺がキラーでチューンしちゃう感じ。わかる?
CDリリース無しで「Billboard Japan Hot 100」の年間首位を獲得したことで瞬く間に世間に知れ渡った、まさにYOASOBIの名刺がわりの一曲だろうも。
YOASOBIオススメ曲その2・アンコール
GoogleスマホのCMソングとして使用された”アンコール”。餡子〜流って予測変換が出てきてちょっと焦った。
水上下波による小説『世界の終わりと、さよならのうた』が原作となっている。
ikuraさんの刹那的なウィスパーボイスが、切ない。付き合ってほしい。退廃的な歌詞も良き。
明日世界は終わるんだって、なんて歌う彼女は、あるとき突然消えてなくなってしまうんじゃないか。
そんなことを思ってしまう。自分の心の奥底にあった言葉を、気付かせてくれる。そんな曲。
YOASOBIオススメ曲その3・ハルジオン
橋爪駿輝の小説『それでも、ハッピーエンド』を原作として作詞作曲された”ハルジオン”。
EDMビートなのにアコースティックがフューチャーされている!メチャカコウィーネ。
Avicii??Billie Eilish??もうええわ。
めちゃくちゃかっこいい。(めちゃくちゃかっこいい)
勢いで押しまくるストロングスタイルの文章に憧れているので、ちょっとやってみた。
YOASOBIオススメ曲その4・たぶん
「夜遊びコンテストvol. 1」で⼤賞に輝いた「たぶん」(しなの・著)を原作とする”たぶん”。
エレピもギターもシティポップ風。Ayaseさんの得意そうなジャンル。俺はいちばん好きかも。
悪いのは誰だ、わかんないよ。もう、ライアーゲームさながらの情報戦。ちがう。切ない。切なすぎる。
しずかな、少し冷えた朝にいる。そういうところにいる人に、響く楽曲だと思う。
YOASOBIオススメ曲その5・ハルカ
鈴木おさむさんにより制作された小説「月王子」を原作に作詞作曲された”ハルカ”。
ミディアムテンポでやさしい。ikuraさんの声で言われる「ありがとう」はズルい。付き合ってほしい。
こんな社会情勢だからこそ、たくさんの人に響きそうな歌詞。あたたかい。
「おうっ」って言って、そっとドアをあけてくれる、友達みたいな曲。
YOASOBIオススメ曲その6・大正浪漫
「夜遊びコンテストvol.2」にて、大賞を受賞したNATSUMIさんの小説『大正ロマンス』を原作にした”大正浪漫”。
決して出会うことのできない相手に恋をしてしまった感情を、あらゆるフェーズで表現している。
なんだこの情報量は。映像はシャフトだし。イチローのこと、完全に口説きにきてる一曲。
好きな人と同じ空気を吸えるのは、とても幸せなことなのかもしれない。そんな気持ちの悪いことをひとり思ってしまうのだった。
YOASOBIオススメ曲その7・もしも命が描けたら
作・演出を鈴木おさむ、主演を田中圭が務める舞台「もしも命が描けたら」のテーマ曲”もしも命が描けたら”。
聴いていると、なんだかおぼろげな舞台の映像が浮かんでは消える。
芸術が脳内のある幸福。それが終わってしまう切なさ。そんなものが聴く人間の心を揺さぶってくる。
白昼夢みたいな曲が好きだ。イチローは音楽でさまざまな幻を見ることができる。
俺たちは必ずいつか。知らなくていいことを知ることになるんだから。その時まで踊ろう。
YOASOBIについて・まとめ
はーい。今日は夜な夜な「YOASOBI」について紹介してきました。
昨今は仕事も飲み会も買い物も遠隔で行われることも増えてきて、個人個人で完結できることも多くなってきた。
個人的にはバンドの活動を通して「友達と会う楽しさ」とか「場所やハコ」の面白さで遊んできた。
そんな人間にとってはすこしさみしい感じもしてくるけれど。
このまま物理的なものの重要性が減り続けたとしたら、それはそれで面白いような気もしている。
それにYOASOBIみたいな前衛的な才能が出てくる可能性が増えるのであれば、それはそれで悪くないような気もしてくる。
YOASOBIの音楽は、徹底的に固定観念を取り払って聴いた方が楽しいと思う。俺らみたいなバンドマンは特に。
ってことで今日も最後まで読んでもらってありがとうございました。おやすみなさい。


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