【大人も子供も】マザー2が名作の理由を考察・Switchのリメイクはあるか?【おねーさんも】

考察してみた

名コピー・名テキスト・名セリフ・名場面・MOTHER2考察

どーもこんにちは。イチローです。今は深夜です。

今回はニンテンドーの不屈の名作『MOTHER2』を勝手に紹介していきます。

なんかむつかしいことを考えようと思います。これからの僕は。

小学校の時リトルリーグでサヨナラ内野安打を打って以来、エンドロールの中をひたすら惰性で生きているような人間だけど、考えるのをやめない自分ってほんとうに偉い。

最近だれにも褒められないから自分でじぶんを褒めてあげたいです。

そんなわけで今日は懐かしいゲームの話。

『MOTHER2 ギーグの逆襲』(マザーツー ギーグのぎゃくしゅう、英題: MOTHER2 Gyiyg Strikes Back!(国内)、EarthBound(国外))は、1994年8月27日に任天堂より発売されたスーパーファミコン用のコンピュータRPG。

Wikipediaより

こんな時間に誰かがドアををノックしてるみたい。

ネス!出てちょうだい!

MOTHER2の登場人物・ストーリーについて

まず『MOTHER2』の魅力を語る上で欠かせない存在である主人公を含めた登場人物を簡単に紹介していきます。

最初は赤いキャップと黄色のリュックがトレードマーク。冒険中、心無い人たちに「まるがお」と言われようとも笑顔を崩さないタフなやつ。

主人公の「ぼく」ことネスくんですね。

MOTHER2の主人公・ネス

冒険の象徴である主人公ネス
ニンテンドー

パパはいつでもお前の味方だ。

怖れずに勇気をもってやってみなさい。

ガチャン、ツーツーツー

『MOTHER2』の主人公であるネスは最初の街オネットに快活なママとしっかりものの妹と臆病な大型犬と住んでいました。

オネットの丘の頂上に隕石が落ちて騒動が起こるところから物語が始まっていきます。

パパは単身赴任をしていて多忙らしく、本作には電話口でしか登場しません。

エンドロールには電話のアイコンで紹介される徹底ぶりです。

オネットって街は今でいうブルックリン風の街並みなのですが、ネスくんちはなぜか黒電話。

黒電話ってもしかしてブルックリンスタイルなん?

ネスの住んでいる街のオネット

ネスのパパが電話として紹介されるのは、実はコピーライターの糸井重里さんが自身も忙しくて娘さんと電話でしか喋れない時期が続いたことが『MOTHER2』に反映されているみたいだよ。

主人公キャラとしての戦闘能力は非常に高くて、主にバットを使用した打撃にPSIという超能力を使って戦闘を行います。

でもおっとりした外見が表しているように、素早さは低め。

あとは、ネスの特性として「ホームシック」があります。

旅を続けていると、急に何の前触れもなくママに会いたくて震えだすので当時のプレイヤーたちはけっこうビックリしたのではないでしょうか。

「ホームシック」にかかると戦闘中に非常にやっかいで、ママのことや飼い犬の事を思い出して何も手につかなくなりコマンドの命令を受け付けなくなってしまいます。

ここ1番のダンジョン内で発病するとエースから一転して役立たずに変貌するなんともムラっ気のある主人公なのだ。

隣町の女の子・超能力者ポーラ

母性の象徴であるポーラ
ニンテンドー

私の事、忘れちゃダメよ。絶対に。

紅一点のポーラは2番目の街「ツーソン」にあるポーラスター幼稚園の園長の娘として生活していましたが、

怪しい青い集団・カルト宗教団体である「ハッピーハッピー教団」に自身の持っている不思議な能力に目を付けられて誘拐されてしまいます。

怪しい青い男が怪しい青い女を呼び、怪しい青い女が怪しい青い男を呼ぶ。こいつらマドハンドかな?

その後、無事にネスによって救い出されたポーラは自分の持っている能力の一つである予知夢で見たお告げに従って、ネスと行動を共にします。エモい。

ポーラは自分がネスに助け出されることもわかっていた

ポーラの持ってる超能力の種類はネスのPSIよりもさらに特殊なものだった。

さっき言ったようなネスが世界を救う「予知夢」だったり・・

この後紹介するジェフを呼び出す「テレパシー」だったり・・

戦闘中に様々な効果を引き起こす「いのる」だったりします。(それってどんなパルプンテ?)

もちろん戦闘中にネスと同じようなPSIを使うこともできる。

『MOTHER2』ではポーラの不思議な能力がなければ解決できない問題にいくつも直面するので、物語のキーマンと言える。

RPG作品において、女の子は回復魔法などを習得することが多く戦闘では補助的な役割になることが多い印象です。

しかし『MOTHE2』ではポーラは紅一点にも関わらず回復魔法は一切覚えない。

フライパンで打撃をこなし、強力なPSIで敵をなぎ倒します。この辺の価値観も当時はけっこう珍しかった。

強い女性ってのは「体育祭とか文化祭でやる気をおしつけてくるタイプの委員長」しか知らなかった 当時の自分にカルチャーショックを与えてくれたキャラクターでもある。

北の国の友達・名探偵ジェフ

仲間の象徴であるジェフ
ニンテンドー

説明はいらないよ。

ぼくはジェフ。

きみたちに呼ばれて来たんだ。

物語中盤でポーラのテレパシーで呼び出しをくらうジェフ。

金髪の坊ちゃん刈り。全寮制の学校のブレーザーの制服。「天才アンドーナッツ博士」の息子という理系サラブレッド。

見た目は子ども、頭脳は大人。さらにはメガネで蝶ネクタイ。今にも殺人事件が起こるんじゃないかとハラハラしてくる。

みんな寝ているのに・・・

性格の話で言えば、自分で「臆病」と言っておきながら戦闘ではペンシルロケットをバカスカ敵に打ち込んだり、よくわからない宇宙船を運転しちゃったりするなど、大胆な一面も。

そのほか、みんなで宿で冒険の疲れを癒している中、1人だけ夜なべをして戦闘に役立つアイテムを作ったりする健気ボーイであったりもする。

前作では仲間全員が使用できた「チェック」が今回はジェフのみ使用できる特殊能力になっている点も一応書いておこう。地味か。

異国のプリンス・プー(べんぱつ)

哲学の象徴であるプー
ニンテンドー

おれの名はプー。君達と共に戦う者だ。おれはネスに従う。

ネスのしもべなのだ。

ネス!おれの命を預けたぞ!

天に最も近い国である東の果てのランマの王子が「プー」です。プーって。

王子ながら厳しい修行を積み、国民からも慕われ女性にもモテモテ。

厳しい修行ののち、お師匠様より自身が世界を救う少年たちの一員と聞かされ、「サマーズ」の街からネスたちに合流します。

貴族出身であるため、セリフがなんか高圧的に感じることがあるが、内容をよ~く聞いてみると、めちゃくちゃに優しかったりする男なのだ。

ネスとポーラに呼び出されたジェフと違って、プーは自主的に参加

プーは基本的な体術の他、ネスとポーラのようなPSIを使用します。

回復系や補助系の魔法も使用するので、戦闘では非常に使い勝手が良く特に「スターストーム」を覚えた後半は心強い味方になってくれます。

王族ということで「おうじゃ」シリーズの装備以外は付けることでステータスが下がってしまうので、基本的にすっぴんで戦います。

防具は道中で手に入るのですが、「おうじゃのつるぎ」だけは敵キャラから運要素で手に入れる事しか出来ません

感動の瞬間である

装備がなくてもそこそこ強いからクリア目的だけなら無理する必要は無さそうだけど、やっぱり自分は「おうじゃ」シリーズをコンプリートしたくてスーパースターマンを狩りまくった。

「おうじゃのつるぎ」をドロップする確率は128分の1・・・

ちなみにいつの時代のどんなゲームにおいてもコンプリートしたい派と、コンプリートしなくてもいい派は分かり合うことができない。インディアンとエスキモーくらい分かり合えない。

話を戻そう。装備の制限の他にも、プーは自国の戒律上の理由で食事制限がある。

そのため「クロワッサン」や「ピザ」や「カロリーブロック」など現代的な食物を与えてもあんまり体力が回復しない。ヴィーガン?ポゥヨゥベジタリアン?

マザー2・心を惹きつけられる理由を考察

ここからは『MOTHE2』の魅力について紹介していこうと思います。

なぜここまでこのゲームは人を惹きつけるのだろう?吸引力の変わらないただ一つの掃除機か何かなのかな?

懐かしいだけじゃない。ゲームそのものが持っている普遍的な魅力について書いてみます。

マザー2の良さその1 物語を彩る名テキスト・名セリフ・名コピー

実は当時CMはキムタクが出演していた

まずは本作の魅力として欠かすことが出来ない、名コピーライターの糸井重里さんが監修しているテキストたち。

キャラのセリフ、街の看板、ナレーション、戦闘の実況。

すべてのシチュエーションでテキストをここまで大切に扱っているゲームは珍しい。

誤植マニアのイチローだからこそ、このゲームの凄さ。わかる。

エッ?!まさか…お金がない?あなた、口先ばっかりの人間みたいですね。
※オレンジキッド

いい?君、人生はお金儲けよ。それを忘れちゃだめ。わたしはそうやって生きてきた。
お金で買えないものなんて「愛」と「友情」と「経験値」くらいのもんよ
※トポロ劇場支配人の女

おれはこの穴のヌシだ。この穴には5人のヌシがいる。
5人といってももぐらだから正確には5匹だ。
おれが思うには、おれはそのうちで3番目に強い。どこからでもかかってこい!
※あなのぬし

ぐんまけん!!
※どせいさん

もう・・死んでもいい。
って・・あ、おれもう死んでるんだっけ。ほんとは・・・
※スリークのテントの中のゾンビ

あなたはお見受けしたところ、無知で無教養なたんなるガキらしいので
あえてお教えしておくが・・・
※ストーンヘンジのおじさん

おお、ネス君。ポーラ!元気そうでなによりだ。今日はここに泊まりなさい。
別々の部屋にな…。
※ポーラのパパ

なんだか、店の外が騒がしいわねぇ…。
スワローズファンが「トーキョーオンド」でも歌ってるのかしら。
※ボルヘスの酒場のおばさん

おれみたいな日焼けのプロは、こうして手のひらも焼くもんだ。
※カリヨンビーチのお兄さん

じゃ、クイズ。「アルプスの少女○○ジ」○○のところになにがくる?・・・
アルプスの少女イイエジってことはないだろ。
※オネットの民家

挙げればキリが無いほどの名テキストたちがネス達の冒険を彩ってくれます。

このような人間味あふれる、セリフやテキスト達が『MOTHE2』独特の世界を形作っていると感じる。

どの街のどの人間に話しかけても、人間くさい。

プレイヤーはそんな様々なモブキャラのテキストに囲まれることで、ほんとうの世界を冒険している気分に浸れるのです。

マザー2の良さその2 世界観・雰囲気が身近なものであふれている

2Dの16bitの世界ながらリアルな冒険している感覚をプレイヤーに与えてくれるMOTHER2。

そのリアルな世界観は先述した多くのテキストと、この時代のRPGには珍しい「現代世界」を舞台にした冒険っていうのがデカい要素かと思う。

少年が友達と世界旅行していたら、それはもう冒険以外のなにものでもない。

そんな世界観や雰囲気を、プレイヤーが感じ取りやすいような作りになっている。

急にやってくる記念撮影おじさん

ゲーム内の冒険は少年たちらしいさまざまな移動手段が用いられる。

メインは徒歩、自転車。時にはバス、船。さらには恐竜の背中、宇宙船、この辺はゲームらしいご愛嬌。

いろんな国の、いろんな町の人に出会う。世界旅行とはすなわち冒険であることがこのゲームをしているとわかる。

そして何と言っても、現実世界に存在するアイテムを使って敵を攻撃したり、体力を回復したりする。

プレイしていてこんなに少年心をくすぐられる事はない。

たとえば現実世界とリンクしている一例を挙げてみるとこうなります。

イーグルランド→アメリカ大陸(オネットなど)
フォギーランド→ヨーロッパ(ウィンターズなど)
チョンモ→アジア(ランマなど)
など、実際の世界地図を反映させて位置関係や町の文化などのモチーフにしている。

体力の回復が食べ物(バターロール、クッキー、ハンバーガーなど)
魔力の回復も食べ物(キャラメル、水など)

売っている武器や防具が現実的(バッド、フライパン、ヨーヨー、スリングショットなど)

ピザの出前が頼める(しかも3分以内に砂漠の真ん中に居ても届く)

食べ物に使用する調味料が充実している(塩、砂糖、タバスコ、ケチャップなど)

乗り物は冒険には欠かせない要素

書いたものはほんの一例ですが、自分の身近なものを使って友達と冒険をして最終的に世界を救うなんて憧れます。

しかも『MOTHER2』のよくできた点として欠かせないのが戦闘シーンの「暴力の伝え方」にも非常に気を遣っているところです。

バットにしてもフライパンにしても、強力な武器になっていくにつれて表現が過剰になりそうなものだけれどそういった部分が無い。

「ボロのバット」→「ふつうのバット」→「いいバット」って具合に単純に「素晴らしいものになっていく」といった表現でしかない。

それに加えて敵を倒した時の表現も工夫されている。

人間だったら「〇〇はわれにかえった」だし、

動物だったら「〇〇はおとなしくなった」だし、

こういった細かい表現のおかげで、プレイヤーが受ける印象はソフトになり暴力を中心としない冒険の世界に浸ることができるのです。

マザー2の良さその3 敵キャラクターが憎めない・秀逸なキャラクターデザイン

次は話題に挙がった敵キャラクターについて紹介していきます。

『MOTHER2』はキャラクターデザインが評判ですが、もちろん敵キャラクターもパンチが効いています。

見た目はもちろん、やはりネーミングセンスが秀逸。

練りに練って作り出されたキャラクターがいるかと思えば、馬糞に似てるからという理由で名付けられたウニのようなキャラクターまでいる。その全てが愛おしいのだ。

まさにまるでタコ

マル・デ・タコ
ミタ・メ・タコ
カナ・リ・タコ
タコ・ソ・ノモノ
※色違いだけどみんなタコの姿。主人公達の持っている食べ物を盗んでくる。

ゆだんロボ
※弱そうな外見だが、もたもたしていると強力なミサイルを打ち込んでくる。こわい敵。

あれ
あのあれ
※ゴキブリの容姿をしたある意味こわい敵。さっちゅうスプレーで大ダメージ。

オレナンカドーセ
※特に特徴もなく、仲間を呼ぶことがあるがあまり成功しない可哀想な敵。

おたずねものムシ
レアおたずねものムシ
※経験値がたくさんもらえるけど、マップにはゴマ粒程度にしか表示されない敵。

これらもほんの一例だけれど『MOTHER2』の世界はこんな愉快なザコキャラたちにも彩られています。

名前やキャラクターデザインはもちろんだけれど、それぞれの特徴的な攻撃や意味不明なシュールな行動にも注目したい。

「奇行じいさん」とか「ヤバ目のババア」など現実世界にはエンカウントしたくないキャラクターたちで溢れているが、「きままなにいさん」やら「ガミガミレディ」になら会っても良さそうに思える。

このゲームの”やさしい世界”をかたち作っているテキストとキャラクターデザインは本当に偉大だ。

マザー2の良さその4 素晴らしすぎる音楽の力

次はやっぱり『MOTHER2』に欠かすことのできない大きな魅力。

音楽の力についても触れなくてはいけないでしょう。

向かいのホーム、路地裏の窓。どこを冒険していても音楽の魅力に出会ってしまう“逆One more chance”みたいなゲームなのだ。

『MOTHER2』は「自分の場所」を探す物語でもある

当時の上位機種とはいえ16bitのスーパーファミコンで多くの容量を音楽に割いてしまうという珍しいRPGだったMOTHER2。

名曲「Eight Melodies」はもちろん「Smiles and tears」とか「ウィンターズのテーマ」もyoutubeで外国人がカバーしている物を良く見かけます。

日本のゲームである『MOTHER2』がここまで海外で評価されたのは、素晴らしい音楽の力によるところが大きい。

制作費の多くが音楽にかけられた事について糸井重里さんは次のように語っています。

いいゲームはいいチームが作る物なのだということがこのインタビュー記事でわかる。

ほかのゲームの開発者が見たら、あれ、怒るよね。

でも、それは、ぼくらの方針だったんで。

で、なおかつ偉いのは、絵を描く側のヤツも、

「それはわかる」っていうことで、

必要なところでは音楽に譲ったんだよ、最終的に。

「自分の場所」を探すのは「自分」を探すこと

マザー2の良さその5 ほのぼのと狂気のバランス・まとめ

最後に伝えたい『MOTHER2』の魅力はそのポップな世界観の裏側に隠された狂気の世界についてです。

子供のころゲームをプレイしていて、じわじわと恐怖を感じたことを今でも覚えています・・・

あーこわい。こわいよー。トラウマだよー。

ようこそ ムーンサイドへ。

よう こそムー そムー

ンサイ ンサイ ンサイ

どんな世界にも闇があることを教えてくれた

闇の世界の「ムーンサイド」やゾンビに溢れた「スリーク」はもちろん、デパートが停電してモンスターが現れた時なんかは、童心ながら本当にドキがムネムネでハラドキハラドキしました。

日常の平穏がどれだけ尊いものかを体現できるなんてすごいゲームだな「MOTHER2」!!

なかなか学校の教科書では学ぶことができない分野だと思う。義務教育に組み込んだ方がいいんじゃないだろうか?

日常は一瞬で闇に染まる

だいぶ個人的な見解が入ってしまいましたが、駆け足で「MOTHER2」をまとめてみました。

幼少期、ぬるま湯スパワールドにどっぷりつかりながらこのゲームに夢中になっていた。

この記事のおかげで、当時なんであんなに夢中になっていたのかが少しわかったような気がします。これは自分にとってかけがえのないプレシャス。 ドゥーユゥーアンダスタンンンンドゥ!?

すみません。眠くなってきたので気合を入れてみました。

久しぶりにゲームボーイミクロでも引っ張り出してみようかな。

というかswitchで早くリメイク作ってくださいお願いします。

今日はこんなところで。おやすみなさい。

ニンテンドー

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