【過去作品】”ひぐらしのなく頃に業”ネタバレ考察その1〜鬼騙し編【との違い】

考察してみた

こんばんは。田舎育ちで帰巣本能が強い方のイチローです。

今日は最近リブートされて話題になった”ひぐらし業”について書いていこうと思います。

とはいえ”業”は全24話に及ぶので”古典部シリーズ”の時と同じように細切れで気が向いたら書き進めていくスタイルでいこうと思っております。

考察!って銘打っていますが、基本的に過去作品の”ひぐらし”との相違点などを自分なりに整理したいって思っただけなので、今回もゆるーい感じでお付き合いください。

そんな感じなので過去作品を見てない人にとってこの記事は、なんのこっちゃわからないかもしれない。

とはいえ”ひぐらし業”自体も過去作品を知らない人にとっては、なんのこっちゃわからないと思うのでまぁそれは仕方ない。

今日書こうと思っている分の”鬼騙し編”は過去作品の”鬼隠し編”がベースになっているお話。

惨劇を全て回避して勝ち取った未来の中で過ごす梨花だったが「羽入の残り香」から再び昭和58年に送られると告げられてしまう所から物語が始まる。

それでも精神的に成長してきた梨花は惨劇を跳ね返し、みんなの幸せな未来を手に入れることを決意する。

圭一はレナの不審な言動や態度に疑心暗鬼になっていたが、梨花は仲間を疑わないようアドバイスする。

これで圭一が雛見沢症候群を発症してしまうパターンの”鬼隠し編”は防げるはずだった。

しかし梨花のアドバイスによって理性を保っていた圭一は、逆に発狂したレナに襲われることになり、梨花も沙都子と一緒に何者かに殺されるという誰も経験したことのない惨劇のパターンに流れていく。

『ひぐらしのなく頃に』(ひぐらしのなくころに、When They Cry)は、同人サークル『07th Expansion』によるコンピュータゲーム作品である。

ゲームジャンルはサウンドノベル。監督・脚本は竜騎士07。正式なタイトル記述は『ひぐらしのなく頃に』と、「な」が赤文字で表記され、日本国外の言語でもこれに準じて表記される(例:When They Cry)。『ひぐらし』と略されることもある。

Wikipediaより

第1話 鬼騙し編 其の壱

アニメ”ひぐらしのなく頃に”より

“鬼騙し編 其の壱”に関しては過去作品である”鬼隠し編”との大きな相違点は見られない。

不法投棄場で過去に起きた雛見沢の事件記事に夢中になる圭一。

その圭一の後ろ姿をレナは、無感情の顔で見つめていた。

家族とともに雛見沢に引っ越してきた圭一が部活仲間と一緒に平和な毎日を送る第一話。

この辺の描写は過去作品となんら変わらない。この話だけ見ていると単純なリメイク作品に思えてしまう。

ある日圭一はレナに誘われて不法投棄場に一緒に行くことになり”時報・富竹”に遭遇するところも一緒。

「嫌な事件だったね。腕がまだ一本見つかってないんだろ?」

“ひぐら史”に残る名言まで一言一句、違えず同じだ。

その後、圭一は雛見沢で過去に起こったダム建設騒動の話を知り、その中で起きてしまった事件の話を部活仲間に尋ねるが、氷の形相で「なかった」と突き放されてしまう。

このまま圭一自身が周囲に対して疑心暗鬼になり、雛見沢症候群を発症してしまうのが”鬼隠し編”だったのだが、今回はどうやら様子が違うみたいだ。

第2話 鬼騙し編 其の弐

アニメ”ひぐらしのなく頃に”より

後日、圭一とレナは共にケンタ人形を回収するために再び不法投棄場に足を運ぶ。

廃材を取り除こうとレナから借りた鉈を手に持つ圭一はその時、“自身が誰かを金属バットで撲殺する”光景を脳内に見る。

記憶にないはずだが、異様に生々しいフラッシュバックに戸惑う圭一。

圭一の見た雑誌の記事によると、雛見沢村で起きた殺人事件の概要は遺体をバラバラにするという陰惨なものだった。

そういった事実と周囲の頑なな対応から、圭一は疑心暗鬼に陥っていく・・というのが従来の”鬼隠し編”だ。

“鬼騙し編 其の弐”の過去との相違点はなんといっても圭一の記憶の描写。

圭一の脳内で再生されたフラッシュバックは”鬼隠し編”で自分がレナ・魅音を撲殺するシーン。

(序盤の体育の時間の鬼ごっこも相違点としてはあるけれど)

別ルートのパラレルな記憶をそれぞれのキャラクターが断片的に持っている。

それが”ひぐらし業”のポイントなのだと見ている者に気付かせる回なのだろう。

第3話 鬼騙し編 其の参

アニメ”ひぐらしがなく頃に”より

レナにやり方を教えてもらいながら”綿流し”に参加した圭一は、その中で富竹が鷹野と密会しているところを目撃。

綿流しの後日、仲間たちが村の秘密を隠す裏で刑事である大石に出会うことになる。

大石から「雛見沢村の人々はオヤシロ様の祟りを恐れている」ことを知り、そのきっかけとなった四年前のバラバラ殺人事件についても圭一の知るところとなる。

そして今年の犠牲者はこのままいくと綿流しの夜以降、行方不明になっている富竹と鷹野が「オヤシロ様の祟り」に遭ったことにされてしまうとのこと。

“鬼騙し編 其の参”の過去との相違点は圭一とレナの下校中の会話でしょうか。

大石との会話の後「自分に何か隠していることがあるのではないか」とレナを責める圭一。

しかし逆にレナに「圭一くんこそ私たちに隠していることがあるよね」からの「嘘だ!!」コンボを浴びせられることになる。

このシチュエーションは”鬼隠し編”にも存在しますが、レナの台詞回しなどが相違点として挙げられます。

「人って幸せになるために、どれだけの努力が許されるのかな。レナすごい頑張ったよ?すごいすごい頑張り物語だったよ?」

「圭一くんに隠し事があるように、レナにだってあるんだよ」

鬼騙し編 其の参より

この辺のやりとりから、雛見沢症候群を発症しそうなのは圭一だけではないのか?という感覚になってきます。

(それでも狂っている圭一主観の”鬼隠し編”ではこのようなミスリードもたくさんあった)

その後は過去編でもあったように、大石と圭一が電話で話しているのを背後でレナが黙して立ち聞きする描写が入るなどして、圭一はレナを恐れるようになっていく。

ちなみに圭一が決定的に仲間に不信感を持つようになった”おはぎ事件”は起こらない。

第4話 鬼騙し編 其の四

アニメ”ひぐらしがなく頃に”より

レナへの恐怖心から圭一は眠れぬまま一夜を過ごす。

翌日、圭一は仮病を使って学校を休むことにするが、母親に病院に行くように指示される。

村にある”入江診療所”を尋ねる圭一だったが病院は改装中だった。

作業着の男に診療を希望するなら他の病院に行ってほしいといわれてしまう。

ほかの病院を知らない圭一は、仕方なく遅刻で学校に行くことになる。

鬼騙し編の最終話である”鬼騙し編 其の四”は、明確に”鬼隠し編”とは異なっている。

過去の惨劇である”鬼隠し編”を経験している梨花は様子のおかしい圭一を見て学校で相談に乗る。

「もし圭一が、レナを何か恐ろしいものに感じたとしたら、疑うのはレナではなく自分自身なのですよ」

そのアドバイスをもらった圭一は自身の疑心暗鬼を克服し、レナに失礼なことを言ってしまったことを詫びようとする。

帰宅後、今夜は両親が不在になることを事後報告される圭一。

そのタイミングでレナが訪れ、改めてレナに謝罪しようとする圭一だったがなんだか様子がおかしい。

「圭一くんを殺して自分が消える、そうすればお父さんは静かに暮らせる。これが今年のオヤシロ様の祟りなんだ」

鬼騙し編 其の四より
アニメ”ひぐらしがなく頃に”より

首を掻き毟りながら襲いかかってくるレナに戦慄する圭一。

包丁で滅多刺しにされながらも、必死に抵抗するが次第に意識が薄れていく。

その後、圭一は一命を取り留め病院で目を覚ます。

何も理解できていない圭一にお見舞いに来た魅音から「レナは助からなかった」と告げられる。

さらにレナに襲われた次の日、梨花と沙都子も何者かに惨殺されたとのこと。

自身も周囲に雛見沢症候群の症状を疑われつつ、何も解決できず理解も出来なかったことを悔いながら”鬼騙し編”は終了する。

“ひぐらしのなく頃に業”鬼騙し編・鬼隠し編の相違点・まとめ

はい。って感じで”鬼騙し編”は終了してしまうのですが、過去作品である”鬼隠し編”との違いはわかりましたでしょうか?

明確に違うのは”鬼騙し編 其の四”の段階で、”圭一の雛見沢症候群の発症が抑えられていたこと”と、”鬼隠し編の流れなのにレナが雛見沢症候群を発症している”というところです。

圭一が発症しなかった理由としては”おはぎ事件の不発”と”梨花によるアドバイス”が大きい。

圭一への梨花のアドバイスは、実際に”鬼隠し編”を経験している梨花が惨劇回避のために動いたということで説明がつきますが、では”おはぎ事件”はなぜ起こらなかったのでしょうか?

僕はこの”おはぎ事件の不発”自体も”レナの発症”のせいで説明がつくと思っています。

(”鬼隠し編”でおはぎを作り圭一に渡したのはレナと魅音だった。レナの発症のせいでその流れが変わってしまうのは不自然ではない)

ではそもそも“なぜレナは雛見沢症候群を発症してしまったのか?”という謎が残ります。

ひぐらしの世界を語る上で言われている”ルールX”の回避はコミュニケーションによる仲間との和解でした。

それが梨花のおかげにせよ圭一は出来ていた。つまり”ルールX”はこの世界でも通用しているのだろう。

ではレナが発症するパターンはあり得るとしてそれがなぜ”鬼隠し編”に沿った世界で起こってしまうのだろうか?

(”鬼隠し編”の世界でリナが雛見沢に来てしまうパターン?”鬼隠し編”と”罪滅し編”のハイブリットが”鬼騙し編”なのか??)

“ひぐらしのなく頃に業”は、過去作品にあった惨劇のアウトラインを踏襲しつつも“雛見沢症候群を発症する人間が不自然に違う”というところがポイントになります。

過去作品のネタバレにはなりますが、雛見沢症候群が発症するトリガーとして”雛見沢から離れてしまう”というポイントがありましたが果たして・・・

この辺のことを注意して見ていくと”ひぐらしのなく頃に業”がもっともっと楽しめるかもしれませんね。

今日はこんなところで。次回は“綿騙し編”の考察でお会いしましょう。

コメント

  1. […] 今日は“ひぐらし業”のつづきを書いていこうと思います。 […]

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