児童虐待について考える・原因などの考察

考察してみた

なぜ児童虐待は増えるか?・近年のニュースをふまえて考察

こんばんは。

今回はずっと書くのを拒んできた題材「児童虐待」が増えている理由についてです。

虐待をいかに減らしていくかも含めて考えてみました。

目を背けたくなる問題ですが、大人がしっかり考えなくちゃなりません。

児童虐待(じどうぎゃくたい、英: child maltreatment, child abuse, cruelty to children)は、児童の周囲の人間(保護者、学校教師、施設職員など)が、児童に対して虐待を加える (Abuse)、または育児放棄(ネグレクト)することである[1][2]。幼児の場合は幼児虐待(ようじぎゃくたい)と言う。

wikipediaより

日本で児童虐待が増えている理由・その1「離婚率の増加」による配偶者の連れ子への虐待

若年出産を煽る風潮に疑問を感じる。

オメデタ婚と10代の出産の増加も原因なのだろうか?

事例としては目黒女児虐待事件などが挙げられる。

離婚後に母親に親権が渡ることが多い日本だが経済的に困窮することで再婚相手を見誤るケースが多いように感じる。

また、高齢出産に関するリスクが大きくメディアで取り上げられるようになった現在の日本だけど、

若年での出産ほどこのケースでの虐待が多く見受けられ、精神的に成熟していない状態での出産・育児は周囲の手助けが必要不可欠な面などの情報がスッポリと抜け落ちてしまっているように感じてならない。

実の親子関係以上に継親との関係は築き上げるのが難しい状況が浮き彫りになっている形。

子供が虐待されてまで、繫ぎ止める交際関係なんてあるはずがない。

さらに言えば、両親の影響を受けながら子供は育つのは避けようがない。

つまり父親が母親を攻撃するときには、子どもの性格のうち母親に影響された側面も攻撃されるのであり、

母親が父親を攻撃するときには、子どもの性格のうち父親に影響された側面が攻撃される。

夫婦喧嘩は子どもに内在するものを無自覚に攻撃する行為であることを認識しなくてはいけないと考える。

日本で児童虐待が増えている理由・その2「貧困率の増加」シングルマザーをいかに救うかが課題

離婚率の増加に伴う負の連鎖。

シングルマザーは特に困窮している。

事例としては大阪2児餓死事件などが挙げられる。

育児に真面目な母親でも経済的困窮と孤立によって虐待の確率は上がってしまう。

特に先に述べた離婚率の増加によって若年シングルマザーの家庭が増えている。

育児は、両親が揃って・周囲の手助けがあっても・時には逃げ出したくなるほどに大変な仕事です。

それを若年の女性が働きながら育児も1人でこなすなんて、あまりにも無理がありすぎる事を我々は認識しなくてはならない。

シングルマザーの家庭には行政の手厚い支援はもちろん、周囲の理解や配慮など総合的な支援が必要不可欠だと考える。

頑張って毎日をこなしているママが精神疾患になってしまったら、家庭が崩壊してしまうのは火を見るよりも明らかだ。

貧困には、ちょっと死に似たところがあって、普通に暮らしていると、自分には起こりえないか、たとえ起きるとしても長い時間をかけて、何年もあとに起きるものだと思ってる人が多い。

人間は、さまざまな理由で、ごく簡単に苦境に陥ることを分かっている人は少ないのかもしれない。

日本で児童虐待が増えている理由・その3「保護者の孤立化」社会的・情報的に弱者になってしまう家庭は意外と多い

Yahoo!ニュースより

保護者も社会との接点を持たなければsosを出せない。

待機児童が多すぎるし雇用が不安定な現状の日本にも原因があるのか。

事例としては尼崎児童虐待死事件などが挙げられる。

両親ともに無職などで社会との接点を持たない家庭は児童虐待のリスクも上がってしまう。

親自体も、職業や賃金の不安定さがストレスや自己肯定感の欠如につながり自暴自棄になりやすい。

そのストレスや精神の不安定さは家庭の弱者である子供へ向かいやすいと考える。

しかもそういった社会的・情報的弱者の立場にある大人は、行政や公共の機関を敵視する傾向があり家庭が必要なサポートを受けられない事態に留まらず、最終的な子供へのセーフティーネットも機能しない事を懸念しています。

情報は現代社会を生きる上では欠かせない要素になっています。

しかし社会との接点を欠いてしまえば大人も精神的に追い詰められてしまう。

日本で児童虐待が増えている理由・その4「地域との希薄化」いかに社会との接点を各家庭に持たせるのか?

エキサイトニュースより

地域のセーフティネットがもはや機能していない。

隣人すら顔を知らないような現代の日本において、

地域での子育てなどもはや美談でしかない。

事例としては神奈川県厚木市で起きた5歳幼児餓死事件などが挙げられる。

ライフラインが止まるような環境で子育てをしていることに誰も気が付かない。

隣の家の事を気にかける時間を求めることは、忙しい現代人にはもはや難しいのかもしれない。

「あの親子・なんか普通じゃないな」「あの子・きっと虐待を受けているな」

そんな風に思ったとしても知らない子供の為に自分の時間は割くことができない。

立派な社会人で、見上げた効率主義社会だ。

子供が虐待で死んでいくのはもしかして、見ないふりして・他人事にしてきた・大人たちのせいなんじゃないだろうか?

もう虐待について調べるのもやめたいのですが、最後まで書き切りたいと思います。

日本で児童虐待が増えている理由・その5「虐待の依存症化」暴力に晒されている子供に猶予など無い

ストレス社会では虐待も依存症化している傾向がみられる。

事例としては野田小4女児虐待事件などが挙げられる。

虐待をはじめとするDVなどは「アディクション」・・つまり依存症として自動相談所の現場では扱われています。

「しつけのつもり」で暴力を容認していてはアルコール依存症の人間に「最初の1杯」を与えるのに等しく、ギャンブル依存症の人間に「1万円だけ」を与えるのに等しい。

こういった虐待は執拗に長期間・長時間与えられる事例の数が多く、事件の内容も悪質化していく。

このような状況から一刻も早く子供たちを助けることが大人の責任だと考える。

「依存症」となると、個人の意思ではコントロールできない問題になるからだ。


「きみ、そこで、なにしてるの?」
「酒のんでるよ」と、呑み助はいまにも泣きだしそうな顔をして答えました。
「なぜ、酒なんてのむの?」と王子さまはたずねました。
「忘れたいからさ」と、呑み助は答えました。
「忘れるって、なにをさ?」と、王子さまは、気のどくになりだして、ききました。
「はずかしいのを忘れるんだよ」と、呑み助は伏し目になってうちあけました。
「はずかしいって、なにが?」と、王子さまは、あいての気もちをひきたてるつもりになって、ききました。
「酒のむのが、恥ずかしいんだよ」というなり、呑み助は、だまりこくってしまいました。
(「星の王子さま」サン=テグジュペリ)


虐待を通報する方法の多様化について・防止法など

そもそも児童虐待の定義が広がっていることと、見えなかった虐待が見えてきている結果が

虐待の数の増加に繋がっていると考えたい。前向きに捉えるならば、という話ですが。

現状では虐待の通報は「189」で近くの自動相談所に通じるようになっている。

こちらの番号は基本的に匿名での通報になるのだがその場合、情報の信憑生や他の虐待などとの優先順位などの選定などに若干の疑問が残る。

それならもっと端末のアプリなどを利用しての通報機会が増えるといいと考える。

具体的にはアプリを通じて自動相談所に「虐待疑いの家庭」の知り得る情報(住所・家族構成・親子の名前・車のナンバーなど)を打ち込んで直接匿名で送信できるアプリだ。

真剣に、緊急性が高いと送信者が判断するのなら自分の個人情報を打ち込む欄があってもいい。

同一IPからの別日・別時間での情報はもちろん、別のIPからの情報が多数となれば自動相談所の虐待案件の優先順位の選定にも役立つはずだ。

その他・すでに太いインフラとして機能している「Twitter」や「Facebook」や「LINE」などを利用した虐待通報機能にも今後期待したい。

児童虐待・まとめ

子供は自分の愛し方や他人の愛し方を知らないで生まれてきます。

つまり、育ての親が子供を愛した方法が、その子自身の愛し方の原型になるとされています。

自分を大切に出来るか、周囲の人を大切に出来るかはこのことが非常に重要な要素として深層心理学では語られています。

無力で自立できない子供にとって、親の愛情のみが自分自身の存在意義であるので、たとえ親から日常的に暴力を受けて育ったとしても、その存在意義を疑うことは人間の脳にはプログラムされていません。

どれだけ酷い仕打ちを受けようとも子供は親を信じています。

親から受け取った「暴力」を「愛情」に変換して子供は成長していきます。

児童虐待が世代を超えて遺伝するのはこのためだとされています。

僕たちは児童虐待を考える時、観点をずらして、ものを見るときの足場を変える能力を持たなくてはならないと感じる。

目線を変えて、共感する力を発揮することが求めらえている。

「え?暮らせない?あなた、社会に言われたように暮らさなかったんじゃないの?」

みたいな冷笑的な風潮はより一層、この問題を深刻化させていく。

「正しさの化け物」みたいな気味の悪い生物にだけはなりたくない。

大人たちは考えることをやめちゃいけない。

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